エイベックス60年の歩み/AVEX記念誌

AVEX記念誌
2020年。そんな先の事は分からないよ。と言うのが一般的な企業の言葉である。しかしエイベックスでは、すでに2020年の企業のあり方、計画を見据え動き始めている。

さらに進化する・変貌をとげるという事は、常に新たなことに挑戦・チャレンジ精神を実践する事で、高い目標を設置し、モチベーションを維持するエイベックスの計画には、2020年に売上高100億円を見据えた構想を描いている。

100億円を目指す第一ステップとしてあげられたのが、主力製品のシフトである。
2009年現在は、主力製品として自動車オートマックの部品でもあるA/T用スプールバルブが69.4%と全体の約2/3を占めているが、2020年は、世界情勢を見据え今まで主力だったA/T用スプールバルブの生産量を36.7%まで下げ、代わりに新しい事業展開の架け橋ともなるリニアソレノイド部品をメインとし、新たに航空機部品を手がける予定を立てている。

第二ステップとして人材の確保が重要になってくる。
100億円規模ともなれば、それなりの人材数が必要となり、それを管理するリーダー的ポスト人材が必要となる。
社内体制としても、100億円を見据えたコア人材を育成しやすい組織体制が必要と考えている。

きたる2020年を目標に、提案型のメーカー体質を脱却し商品軸での販路を拡大し、エイベックスとしてさらなる飛躍を遂げていることだろう。