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2020.2月 「生きる・学ぶ・働く」とは!

会社経営のめざす姿として、「人間尊重経営」すなわち「人を大切にする経営」でプロを育成する!として、社員一人ひとりが「3つの心」と経営理念を共有し、全員で必要とされる企業を作り上げることをめざしています。

《気づきの心》・積極的にゼロゼロ発表会に参加をしましょう

①自ら考え、自ら行動
仕事につまらない仕事はありません。どんなに単純な仕事であっても、必要とされるからその仕事はあるのです。誰かがやらなくてはなりません。そしてその仕事には責任が伴います。正確に行うのはどのような工夫がいるのだろうか?【品質の確保-Q】 もっと早く行うための工夫はできないだろうか?【原価低減-C】 決められた時間までに必要な量はこなせるだろうか?【納期の順守-D】、生産工場の仕事の基本です。

ここから改善活動が始まります。誰かに言われてから行うのではなく、自ら気づき行動することにより自己成長が図られます。これが仕事の喜びです。

②継続的な改善
改善を行って終わりではなく、改善を行ったその箇所や場所の二次改善を行いましょう。例ですが、NC旋盤タンクに装着されている金網のフィルターが切粉で詰まりその度に機械停止させ清掃をする手間がありました。一時改善として金網の目を粗くして、その中に工業用フィルターを入れ詰まったとしても工業用フィルターのみを取り換えるようにしました。この改善で終わらせるのではなく、次の課題として新たにその工業用フィルターの単価が高く経費がかさむようになりました。二次改善として女性が履くストッキングに目をつけ、デニールという繊維の太さにこだわり、実験を重ねて最適な太さのフィルターを探し出し、今では横展開として全社展開をしています。

③全員参加〔連帯の精神⇒お互いの能力を、あてにしあてにされる関係づくり〕
一人ひとりが与えられた役割の仕事に責任を持つことにより、またお互いに声を掛け合うことにより、知恵を出し合うことができます。会社というのは一人だけが突出して頑張るのではなく、お互いに自分の役割に責任を持って果たすために、それぞれの知恵を結集することでパワーが出てくるのです。

《思いやりの心》

①モノを大事にする〔「2S+清掃」の徹底〕
会社にあるものは、すべて皆で共有化して皆で使うものです。使ったものは必ず元に戻す。測定具は特に測定の基準になるものなので、丁寧に扱う。

【道具と測定具を一緒に置かない】

機械は、定期的にメンテナンスを行う。日常的には、技能員の皆さんは常に音やにおいや油の掛かり方やもれ等いつもとの違いに五感を働かせて感じる事が大切です。これが周りへの気配りであり、今まで職場にいても分からなかったことが見えてきます。ここにくれば、仕事の醍醐味を感じることができ、仕事が楽しくなります。自分の成長を、自分で感じることが出来ます

②チームワーク〔お互いが、パートナーシーップの関係
日常的には、「報連相」を意識して、行動しよう
【報告】指示をされていたら、中間の段階で「どこまでできたか」報告をしよう。もし違った方向に進んでいたら最初からやり直しになり、時間の無駄になります。与えられた仕事が終わったら、「終わりました」と一言声をかけよう

【連絡】情報を得たら、関係者に話をしましょう。決して自分の中にしまっておかない。周りの人は分からないので、協力のしようがありません。また、アドバイスをもらうことも出来ません。言葉を発することで、相手の理解が得られます

【相談】一人で考え込まず、周りの人に声をかけて見ましょう。一人で考え込んでも、自分が持っている情報の範囲しか思考・行動することが出来ません。思い切って話をして見ましょう。また、相談を受けた人は、精一杯その人の立場に立ってアドバイスをして上げよう。更に自分自身も他の人に相談をして知恵をもらい、フィードバックをしてあげましょう

一人で思考・行動をするよりも、みんなを巻き込んでパワーを更に強固にしましょう。1+1=2ではなく3にも4にもなる可能性が高くなります。理屈より、行動を起こすことにより強く働きます

③決めごとを守る
製造業の鉄則です。まず決めたことや決まっていることは、その通り間違いなく忠実にやって行きましょう。自己判断は絶対やめましょう

しかし、どうしても決められている事が守られない時は、即時行動をやめて「できない」ことを報告しましょう。報告された人は、自分でもやってみて無理があるなら、決めたこと(標準)を関係者で検討をして、改正をしましょう

今までの経験から言える事は、問題が発生するのは決めたことを守らなかったか、そもそも決めごとがなく、その人の判断で行動していた時です。

④多能工化〔仕事のおもしろさ・人間としての成長
2020会社方針にもあるように、仕事の平準化ができるようにするためです。仕事ができる人に偏るのではなく、まだ出来ない人の成長につながるように順次教えて行きましょう。ステップアップが見えてくると仕事のめざす姿が見えて、やりがいが出てきます。

《共育ちの心》・人間としてのオーラを出

①「正直」で「素直」
 お互いを認め合う基本的な行動です

②何でも言い合える
 信頼関係があってこその行動

③教え合い学ぶ
 自分が学んだら、周りの人を成長させましょう。自分も成長できます

以上
「3つの心」の意味を書きましたが、社会に出て「なぜ働くのでしょうか?」
生活ができることと、人間として生まれて来て生存価値が認知できること、これが【生きる】事です。それを実現していくためには人間として成長していく【学ぶ】そして豊かな人生を送るために我々は働いている【働く】のです

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