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2018.6月 「経営指針書」の重要性

今月16日に、全社員が一堂に集まる「経営指針発表会」を開催しました。当社の存在価値をどのように構築していこうとしているのかを理解してもらうために、外部の人々にも参加をしていただきました。また社内的には、会社がどのような方向に向かっているのか、そのために従業員一人ひとりがどのような役割を果たせば良いのか等、全社員がベクトルを合わせるための確認をする場所であり、日頃は各工場の各グループ単位で仕事をしているので、お互いの顔合わせや情報交換の場所にするのが開催目的です。色々な会社行事の中で、「経営指針発表会」は、全社員が集合する二大行事の一つです。(もう一つは、「目標成果発表会(自慢話大会)」です。今年都合が悪く参加出来なかった人は、来年度日程が決まったら是非最優先に予定を入れて参加をしましょう!

ここで、改めて「経営指針書」を開いてみて下さい。最初に書かれているのが、〔1.経営指針書の展開にあたって〕です。

「経営指針書」は言葉の通り、「経営」の「指針」つまりエイベックスをどんな方向に向かわせ、何の為に会社を経営し進んでいくかを示したものなのです。ここには、エイベックスとして不変的な大切にしていきたい理念や価値観や考え方を基に、エイベックスを取り巻く環境変化の影響を考慮した戦略実践の計画が明文化された従業員の皆様とともに共有すべきとても大切な文書なのです。
このようにトップから全社員まで、意思の疎通を図ったものでなければなりません。そのために「経営指針発表会」を中心にした流れ(プロセス)があります。

◇「経営指針幹部検討会」にてビジョン・戦略・中長期方針(一泊・決算2か月前頃)⇒「方針検討会」にて『方針管理表』に基づき役職者全員で経営方針確認(一泊・決算1か月前頃)⇒各チーム単位で『業務推進書』作成・確認(各チーム・決算前後)⇒経営指針発表会⇒日々の活動⇒「予実の差」会議【管理会計】(月中)⇒「社長報告会」(各工場・月末~月始)⇒半期修正会議(決算半年後)⇒◇最初に戻る(「経営指針幹部検討会」)

◎当社の経営指針書の大きな枠組み

・経営理念:当社の創業以来の会社の歴史を踏まえたもので、社員の成長を願い規模の小さい頃から教育熱心で泊まり込み研修を含め、人間関係を良くし働きやすい職場づくりが中心の教育が行われていました。人間尊重経営の原型であり、「100年継続企業」をめざして、「取り巻く人々が喜びを感じられる存在にエイベックスがなる」よう今後も努力をしていくことが大切であり、70年継続してきたのも、愚直に切削・研削加工を深めてきたことによるもので、『良品を生産』する言葉の意味深いところです。(最初のページの【経営理念】を見て下さい。今月より全文章を掲載しました)
また、「高品質と新技術を追求する」だけではなく、追及するという仕事を通しての行動は「人を活かす」ことになり、人間的に成長してやりがいや生きがいを感じることで存在価値が認知でき、自分自身の喜びとなることが、人間尊重経営そのものなのです。

・ビジョン:電動化や自動運転という技術革新により車社会がどう変化をしていくのか予測が非常に難しく、具体的に将来が見通せない世の中です。だからこそビジョンが重要だと、しみじみ感じています。どうなっていくのかがわからない世の中でも、今準備できることがあるのでは、とみんなで知恵を出し合いましょう! 世の中がどう変化してもわが社がやらなければならないこと。まさに経営理念に基づいた会社のあるべき姿を確認しましょう。

・経営戦略:ビジョンができたら情勢を分析しながら、市場創造と人材育成の観点で、進むべき「大きな目安」を考えて行きましょう。

・中長期方針計画:各グループやプロジェクトにおいて作成されました。

・単年度方針計画:各チームの中で話し合い、方針・計画が出来上がりました。

このように、社員全員が何らかの形で関わりながら「経営指針書」をつくり上げ、毎日の仕事に繋がっているのです。

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