2019年の新年を迎えました。皆様、明けましておめでとうございます。

穏やかにご家族の皆様と共に、新年を迎えられた事と思います。今年も、よろしくお願いします。

今年は新年早々5日から8日まで上海にて、中国の中小企業経営者と学び、企業訪問もして来ました。

経済環境について、日本の経営者より大変厳しい危機感を持っていました。一つには、経済成長率が徐々に落ちて来ている事の危機感！　日本では1％の伸びもない中、中国では現在でも6％台の成長率を誇っているのに、中国の経営者は非常に悲壮感を持っている。これだけとっても、日本の景気は良く過去最高の長い月数を誇っていると政府が発表しているので、それを鵜呑みにして日本の経営者は安住してしまっている危険が潜んでいると感じました。

二つには、日本も中国も新自由主義そのもののお金儲け中心の会社が多く存在している事。こういう考え方の会社は短期的に儲ける事が出来ても、体質の強い企業にはなり得ないという危機感！　本来は働くことを通して、社員の成長があり、会社を通して一人ひとりの人生における豊かさを感じることができる会社づくりが、結果として社員の成長が会社発展につながり、安定した生活保証も出来る「強い体質の企業」になる、と話をして頂きました。当社が進めている人間尊重経営（人を生かす経営）、すなわち「一人ひとりの個性を生かし、秘めている潜在能力が発揮できる会社づくり」と同じ考え方をしていました。

リーマンショックの後、社員の皆さんの努力と頑張りにより、会社の業績が飛躍的に伸びて来ました。このことは、皆さん一人ひとりも、その後ずいぶん成長してきた事を実感していると思います。この一人ひとりの成長が会社の発展・体質の強化につながっているのです。

今、ほとんどが自動車部品加工による売上です。自動車業界そのものを見ても、ＥＶ化や自動運転化により大きく車の構成が変わって来ます。これからは、それらに追従する生産技術力が必要になって来ます。

また、現在構築している生産技術力を生かした自動車部品外にも、挑戦をしています。まさに【2018・会社方針】の一つである