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2016.11月 「当たり前のことを、当たり前にやる力」を養おう

最近、当たり前のことを当たり前にやらなかったことにより、相手に誤解を招いてしまったことに気がつきました。皆さんも、当たり前のことを当たり前に行動しなかったことにより、問題が起きたことはありませんか?

そもそも「当たり前のこと」そのものが、人によって思っていることが違ってはいないだろうか。まず生きる上での基本的なことを確認したいと思います。

まず、社会生活をしていく上で大切なこと。それは、小さい頃から教えられてきた「しつけ」に関して、考えてみたいと思います。

朝起きたら「おはよう」と挨拶をする。顔を洗う。朝食を食べる時には「いただきます」と言ってから食べる。食べたら歯を磨く。トイレでは次の人がスリッパをすぐ履けるように後ろ向きに出る。出かける時は家の中に向かって「行ってきます」と元気な大きな声を出して出かける。帰って来て家に上がる時、履物をそろえる。等々。日頃からこのような行動をしていれば、それが習慣となり外でも同じ行動が取れ、周囲から尊敬される人になります。

「あいさつ」でも、その仕方により、人の心を豊かにしたりキズをつけたりもします。先月に書いた「ナイフの話・善と悪」を思い出して下さい。「当たり前のことを、当たり前にやっていますか」人間的な豊かさを味わいましょう!

新入社員教育では、席を立ったら使っていた椅子を机の中にしまってから席を立つ。扉を開けたら必ず閉める。と教えられたはずです。忘れてしまっていませんか。出来ていますか。今一度、振り返ってみましょう。
会社では品質を確保するために、「標準を順守しましょう・日常管理をしましょう・10分間清掃をしましょう」「床に製品や切粉が落ちていたら拾いましょう。床に油がこぼれていたらすぐ拭きましょう」と、これも当たり前のことを、当たり前のようにやっていますか。これも習慣づくまで意識をして行動しましょう!お客様に対する信頼関係を築く大切な「当たり前」の行動です。

実はこの「当たり前のことを、当たり前にやる」ことはプロに近づくことになるのです。このプロ意識がついてくれば、誰よりも早く技能力や技術力が高まってくるのです。「当たり前のことを、当たり前に行動する」ことにより、日常の変化に気づくようになり、何をその時行動をすればよいかが見えてくるのです。このことは、自分で仕事を見つけるようになり、自立的な行動が出来てきます。そうすれば、仕事も楽しくなり、成長した実感を味わうことが出来ます。まずは、「当たり前のことを、当たり前にやる力」を養いましょう!

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