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2016.7月 問題意識が、潜在能力の向上につながる

経営指針発表会に参加をして頂きました皆さん、楽しんで頂きましたか!
ご苦労様でした。
今年も新入社員の元気の良い決意表明に、感激をしました。また各部署でのグループ討論も、多くのお客様から真剣に会社の業務に対する自分の役割を認識する会話をしていて、すばらしい集団だとほめて頂いた感想を後から頂戴しました。
皆さんに配布をしました本年度の「経営指針書」の中の一部を紹介しますので、指針書のどこに書いてあるのかを探して、読み比べて下さい。

先月は、チャンスを広げる三つの話をしました。実はこのことは自分でもどれだけ持っているのか「気づかない潜在能力」の向上にも寄与します。但しそこに行きつくためには、まず日頃仕事をしながら「問題意識」を持つことが大切です。
【真の問題発見能力】
◇「改善活動」とは、すでに気づいている問題( 顕在化している問題)を発見して、改善をしていくものです。
問題意識を持って仕事をしていると、やりにくいこと、不便に思うこと、自分しかわからないことやいちいち聞かなければわからないこと、もっとこうすればムリ・ムラ・ムダがなくなると気がつくこと、不良がなくなること、生産性が上がること、サイクルタイムが短縮すること等々、今行っている「2S+清掃活動」や「ゼロゼロ発表会」のように、現状よりよくなると気づいたことを発見して、改善をしていくことです。

◇「改革活動」とは、問題意識でも、あるべき姿を描き〔未来像〕、現状をきちんと認識することにより、そのギャップが見えてきます。今まで気づかなかった、隠されていた真の課題が浮かび上がってくるのです。まさにこれからどうすれば良くなるのか、未来発展のプラス思考としての問題意識です。〔未来から現在=潜在化した問題/課題⇒ギャップから新たに発見した問題〕 この問題意識を持つことにより、「気づかない潜在能力」の向上になり、やりがい、生きがい、働きがいに通じて、成長の喜びを感じることが出来ます。

【解説】今、気がついている問題〔顕在化した問題〕はすでに過去の問題であり、日本の経済が右肩上がりの時は、ムダを省いていく等の改善活動により利益に寄与しましたが、それだけでは利益確保がむつかしい時代になっています。そこで過去の延長線上ではなく、一気に未来志向をして、あるべき姿を描き〔その部署における経営資源の最高価値〕、現実とのギャップから今まで気がつかなかった問題〔潜在化した問題〕、これが本質的な問題であり、利益につながっていく問題となります。
これらをどれだけ見つけて、解決していくかが、他社との差別化の大きな要因です。
「真の問題発見能力」が身についたら、次は「真の問題解決能力」を高めて、持っている潜在能力を引き出し、全面開花しよう!

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