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2016.3月 人と人との付き合いは、対等な関係〔民主〕です【「人間尊重」の考え方】

まず確認しておきたいことは、人間オギャーと生まれてきたら、「命の重さ」に差はなく、みんな対等であり、「生きる」ことそのものに価値があるということです。「生きる」ことへの保証であり、これを【民主】〔三つの側面の「ベース・人間観」〕と言います。
わかりやすく言えば、一人ひとりが持ち味を発揮して、一人ひとりが持っている個性を生かすことが重要で、一人ひとりの人生観を大切にすることです。この考え方が「人間尊重経営」の基本になっています。その具体的な展開として
・気づきの心⇒自ら考え、自ら行動・継続的な改善・全員参加
・思いやりの心⇒モノを大切にする・チームワーク(助け合い・決めごとを守る)
・共育ちの心⇒「正直」で「素直」・何でも言い合う・教え合い学ぶ
が、あるのです。

最近「人財」と言って財産の財の字が書かれていることをよく見かけます。しかし、本来は素材を大切にする「人材」の方が、【民主】の考え方にピッタリきます。このことは、古民家を見れば良く分かります。風雪に耐えた自然の木は強いです。曲がりくねっても節があってもその特性を生かして梁にしています。だから何百年も持つ家ができるのです。

人間も、生まれ持った特性を生かして、成長していくほうが豊かな人生が送れると思います。すなわち、誰かと誰かを比較した評価をするのではなく、自分自身で入社してからどう成長をして来たのか、これからの将来どう成長していきたいのかを、お互いに助け合い、刺激をし合い、お互いに成長し合う、そういった考え方の風土を、みんなで作り上げようではありませんか!

各現場の中に「スキルマップ表」があると思います。
そもそもこれを発行する目的は、入社してから自分はまず何をすべきか、何をしたいのか、またその直属の上司は、その部下に何をやって欲しいのか仕事に対する期待の項目を書き上げて、お互いに進むべき方向のベクトルを合わせて、いつまでにどのレベルまで行うのかの計画表なのです。
〔この帳票で、人事評価をしてはいけません。あくまで個人の目標管理で、自分自身の成長・自信・誇りの絶対評価なのです〕
まさに、自分の成長ぶりを確認するものなのです。まったく他人と比較するものではありません。一度各職場で、再度確認し合って下さい。

【安全第一】 「2S+清掃」と「あいさつ」活動による働きやすい職場風土づくり
【品質至上】 「標準遵守」と「日常管理」の徹底
 〔品質チェックシート・生産管理版・日常PM点検の徹底と活用〕
【顧客中心】 「1/2活動」の推進(精度・リードタイム・コスト)
 〔自前化(内製)できる技能・技術の追求・産学官連携の強化〕

上記の【基本理念】に対する行動がどこまで出来ているか、仕事の目標も出来ますし、コミュニケーションづくりに大いに発揮・活用して下さい。

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