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2016.2月 遅刻をしても叱らない。自分の存在価値を認識してもらう【「人間尊重」の考え方】

遅刻をすると上司から「何で遅刻をしたのか。みんなが迷惑をしているではないか。昨日寝るのが遅かったのか?」と叱られ、遅刻した理由を追及されて、小さくなっているか逆切れをしてふてくされていることはないだろうか?

実は、遅刻をされると他の職場の人々は、遅刻をされた分誰かがカバーをして不都合のないようにしているのだ。遅刻をした人には、叱るのではなく「あなたが遅刻をしたため、出来なかった分をみんなでカバーをしたんだよ。あなたがいないと大変、あてにしているからね」と言うと、遅刻をした本人はどんな感じがするかというと「自分が遅刻をするとみんなに、こんなに迷惑をかけていたんだ。申し訳なかった。」と、改めて『自分の存在価値の大きさ』に気づきます。

今までは、「私がいてもいなくてもその他大勢の一人だから」と、職場において自分の価値観を感じることなく淡々と仕事をしていたのですが、自分の役割と存在の大きさを実感することにより、仕事に対するやりがいが出てくるものです。そうすると、人に言われてから行動するのではなく、自分のこととして主体的に、自然に自ら進んで自主的に行動するようになります。このような風土をみんなで作り上げていくこのことが、すなわち「人間尊重の考え方」であり、一人ひとりを大切にし一人ひとりの人生の成長を願うものです。

「自分の存在価値」が認識できれば、今度は「自分の役割」が見えてきます。遅刻をすると周りの人々に迷惑をかけることに気づきました。と言うことは、周りの人々に心配りが出来ます。 一つは「当たり前のことを当たり前に行動する」基本は周囲に明るい雰囲気と活気を与えることです。そうコミュニケーションです。

まず、【挨拶の七原則】
一、積極的に、自分から言う!
二、笑顔で、大きな声で言う!
三、明るく、元気な声で言う!
四、相手の目を見ながら言う!
五、声の高さは、ソ音で言う!
六、語尾まで、ハッキリ言う!
七、誰に対しても全力で言う!

そして、【「オアシス」運動】
オ おはよう・・・・・朝の挨拶、笑顔で明るく
ア ありがとう・・・・感謝の言葉、真心こめて
シ 失礼しました・・・素直な気持ちで、歯切れよく
ス すみません・・・・この一言が、あなたの宝

声かけが、「雰囲気づくり」にとっても大切です。
仕事面では、昨日とか時間単位で、同じ状態はありえません。五感また五官を生かして「製品、切粉、油、機械などを見る、観る、診る」・「音を聞く、聴く」・「においを鼻で嗅ぐ」・「振動を肌で触れて感じる」など、要するに「変化を感じる」ことが出来るようになることで、実はすごく成長しているのです。働いている行動は毎日同じでも、周囲は時間と共に、常に変化をしているのです。常に相手がいるのです。そこに気づき、自分の行動を変えて、成長していきましょう!仕事が楽しくなります。

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