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2015.10月 やらなかったのか、やれなかったのか

仕事をしている中で「結果として出来なかった」ことはありませんか?
その時になぜ出来なかったのだろうかと、くやしい思いをしたことはありませんか?
このことは実は人生において、人間的に成長していくためのひとつの壁にぶち当たったのです。ですからここで悩まないで下さい。

「なぜ出来なかったのか」一度整理をしてみましょう!
まず、きちんと取り組んだのだろうか、ひょっとすると「やらなかった」のではないだろうか。例えば今毎朝日常点検を実施することになっています。やらなかった原因の最大の問題は、点検をする目的・必要性を理解しているのだろうかということです。

点検をする目的・必要性は、昨日と同じ品質が維持できるか、機械の劣化や給油の不十分から発生する機械故障につながる危険性を見つけることにあります。
日常点検は、機械保全の基本中の基本です。このことがわかれば、怖くて点検をやらずに機械を動かすことは絶対できません。また、異常がないかしっかりとみながら点検をするという意識も高まります。

しかし、もう一つ問題があります。
これはやろうとする意思はあるのだが、力量不足でやりたくてもやれないことがあります。この時、やれないからといって点検をせずにほかっておく行動をするなら、「やらない」ことと同じ行動になるので、もう一度『目的・必要性を認識する』ことが重要です。

やれないことが自分の中で明確になるということは、これは真に成長するための壁を発見したことになります。問題発見能力が備わったわけです。これも成長です。
問題が発見出来たら次は、問題を解決するために積極的に先輩に教えてもらいましょう。【連帯の精神と共育】 そしてこの機会に更に具体的に、この項目をなぜ点検する必要があるのか、目的の確認です。
そしてそれから、『点検をするための技能』を身につけましょう。課題を明確にして、「先輩に教えてほしい」と積極的に行動しよう。 技能が身につけば、問題解決能力が自分のものとして身につき、壁が一つなくなり、成長が自分で実感できて『自信と喜び』が手に入ります。

【一つひとつ極めていくと仕事が面白くなり『モノづくり』の深さに気づく】 「やらなかった」にしても「やれなかった」にしても、ほかっておくのではなく、課題分析をして自ら積極的に行動をしていきましょう!仕事を通して『やりがい・働きがいや喜び』を自分の手で勝ち取り、豊かな人生を送ろう!!

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