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2014.8月 「極める」一歩は、「気づき」から

毎日の仕事がつまらないと思って働いている人はいませんか?(ドキッ)
ドキッとした人は、実は「作業」をしていたのです。「仕事」をしていると感じている人は、常にいつもと違う状況を感じて、どうしてだろうと自分なりに素直に考える人です。(作業と仕事の違い)

いつものように製品が流れない。チョコ停が多い。とりあえず引っかかった製品を取り除き、復帰させてしまう。これは「作業」です。何も考えずにまた引っかかったかと動作を繰り返してしまう。これではおもしろいわけもなく、成果も感じられないので、このまま一生この作業を繰り返すのかと、先が見えなくなり、やる気がなくなってしまうのです。モノづくりの楽しさ・深さ、充実感が得られる本来の仕事まで行かず、もったいない話です。

なぜ、流れないのだろうか?なぜ、昨日までスムーズに流れたのだろうか?昨日との違いをさがす。(現状を確認し、原因をさがす)これが「仕事」です。
まずここで、原因を見つけた喜びを味わうことができます。今までは、止まりました。停止をさせて置くので、直して下さい。との「作業」の段階から現状を把握して原因を追及する。「仕事」をしている実感から喜びを味わうのです。一歩前進しましょう!

そうしたら今度は、原因を取り除いて自分で直したいと欲が出て来ませんか。ところが直したくてもまだ技能・技術が不足していて自分では直せない悔しさが出て来ます。そして教えて欲しいという欲が出て来ます。ここまでくれば立派なモノです。教えてもらうためには、基本的に何を習得していかなくてはならないのか?自分で学ぶべきことを見つける力が出て来ます。これが自分でも気がつかない潜在能力を発揮する第一歩です。そうすると自分で気づき自分で直すことができるようになります。

ここまで来ると次のステップは、与えられた自分の仕事だけでなく周囲にある問題を発見するという気配りができ、仕事にゆとりも出て来ます。これが「気づき」の世界です。そして自分で改善をして、ゼロゼロ発表会で改善の成果を発表する。その行動から自分に自信がでてきます。

それからは、仕事にこだわりを持ち、成長していくことで自分の存在価値が周囲から認知されていきます。自分の仕事を更に極めていくことが、仕事を通しての自立型社員となり、潜在能力が発揮でき、生きがい・やりがい・働きがいがどんどん出て来て、一生の中での豊かな人生を歩んでいくのです。

入社間もない社員は少し慣れてくると「作業」に没頭してしまい、やるべき目標を見失いがちです。この段階のマンネリ感を早く脱皮して「仕事」をする喜びを感じるところにまで、まずは成長をしましょう!

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