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2014.7月 報連相による一体感

新入社員教育の研修会で必ず勉強するものに「報連相」があります。ちょっと違った視点で、この大切さを考えてみましょう!
まず「報告」ですが、報告をする側とされる側が、その仕事の目的や仕事の意図をまず『確認』して下さい。そして、その仕事が終わったらそのままにせず、結果がどうなったのかの「結果報告」を必ずして下さい。仕事を指示した人へのマナーであり、心遣いです。
この事はお互いに信頼をし合い、これからの仕事をしていくためにも一体感を持つための大変重要な行動です。

でももうちょっと考えてみましょう。
もっと一体感を持つためには仕事が終わってから報告するのではなく、「仕事の途中で、ここまで仕事を進めましたが、これでよかったでしょうか?」と「中間報告」をすれば、もっと信頼関係が深まり、一体感が更に出て来ます。これをしておけば、もし違っていたとしてもここで気がつけば、終わってからではすべて今までやってきた時間がムダになりますが、今までの時間のムダで済み、結果としては、最小限のムダで仕事を終わらせることができます。

その次は「連絡」です。連絡をする時にも、伝える側と受け取る側の意思と事実をまず『確認』しましょう。これも同じ目的・目標の共有です。この事により信頼をし合い、一体感を作り上げることができます。
そして、思い違いをなくすために5W2H【Who(誰に)・When(いつ)・What(何を)・Where(どこで)・Why(なぜ)・How(どのように)・How much(いくらで)】に心がけて連絡をします。

報連相のもう一つ「相談」です。
これには、まず日頃の信頼関係が大切です。日常の毎日の積み重ねから「報告・連絡」をきちんとしていることで、信頼関係は築かれていきます。そして日頃から問題意識を高く持って仕事をしている事です。単純と思う仕事でも、常にどうするともっとやりやすくなるのか、昨日より今日一つでもできなかったことが出来るように、自分から発見していく努力をしていく。
そうすると目に見える表面的な問題から、努力をした積み重ねにより、真の問題が見えてきて、自分自身の成長に繋がる価値ある相談ができるようになります。

「報連相」の大切さは、日々コツコツと続けることで、相手の考えていることが分かってくる。そうするとどんどん信頼関係が生まれて来て、一体感を作り上げることができ、自分の存在価値が見えてきます。

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