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2014.3月 「目的と成果」が、はっきりしているか

もうすぐ新入社員が入社します。新入社員は外部の研修を受け、その後各職場での実践研修に入っていきます。丁寧で親切な受け入れをよろしく頼みます。

外部研修では、挨拶をしっかり学んで来ます。先輩社員の皆さんは、「AVEX社員の心得」の「挨拶の七原則」に従って新入社員の見本となるように応えて上げて下さい。
念のために皆さんに確認をします。挨拶の目的はなんでしたか?答えは、『親しくコミュニケーションができる』ことです。そしてその成果は、『お互いにあてにしあてにされる風土ができる』ことです。そのことを、初心に返って、新入社員と共有しましょう。
それから、職場での仕事における持ち回り研修では、『何のためにこの仕事を行っているのか』の目的と『それができるとどんな成果が得られるのか』を、分かりやすく説明をして上げて下さい。説明がしっかり出来れば、自分自身の仕事の重要性を認識する事が出来たり、あまり必要ではなかった仕事の整理が出来て、そこから仕事に対する誇りが生まれて来ると思います。新入社員でも理解しやすいように仕事をシンプルに分かりやすくするために、この機会に仕事の棚卸をしましょう!そしてこの際、自分自身の行動を再確認しましょう。今行っている仕事の「目的(Why)」は、はっきりしていますか?まずこれがないと良かったのか悪かったのかフォロー・評価がまったく出来ません。また、「成果」を具体的に的確に確認をすることが出来なくなります。

先輩社員の皆さんに確認をして欲しいことの一つに「会議」があります。
①何のためにその会議があるのですか?〔目的・Why〕
⇒終わった時にどんな「成果」が得られましたか?〔評価・チェック・アクション〕
②会議を行うための事前準備に、どれ位の時間を費やしましたか?
③会議資料は、有効的に使われましたか?過去から継続されてしまっているが、現在価値のない資料はありませんか?
④「費用対効果」、事前を含めて、会議にかけた時間に対する価値・効果はありますか?また、会議後直接行動する「必要最小限の参加者」になっていますか?
報告で済ませられる人が参加していませんか? 一度、各会議体にて確認をして下さい。また、このようなプロセス思考をして、それぞれの行っている行動に「目的と成果」を書きだして、価値があるか見直しをして下さい。

=AVEX社員の心得=
◇挨拶の七原則
一、積極的に、自分から言う!
二、笑顔で、大きな声で言う!
三、明るく、元気な声で言う!
四、相手の目を見ながら言う!
五、声の高さは、ソ音で言う!
六、語尾まで、ハッキリ言う!
七、誰に対しても全力で言う!

◇後始末
①開けたら閉める〔きちんと最後まで確認をする〕 
②立ち上がったら、その場でイスを机の中にしまう。〔確実に後始末をする〕
③仕事が終わったら、机の上を片付けて、キャビネットや引き出しにしまう
〔一度リセットして、朝机を拭いて仕事を始める〕

◇報連相(情報収集力・判断能力・決断能力の基本)
・報告〔過去〕―任された仕事は、報告をして始めて完了する。義務である。
・連絡〔現在〕―今ある状況をそのまま話す。気配りである。
・相談〔未来〕―できるだけ自分の考えを入れて話す。問題解決である。
(業務が滞っていませんか・成長の実感はありますか)

◇周りを元気にする「返事」
〔『はい』と明るく元気よく返事をしましょう〕
〔『わかりました』と素直に言いましょう〕
〔『私がやります』とすぐに言いましょう〕

◇「オアシス」運動
オ おはよう・・・・・朝の挨拶、笑顔で明るく
ア ありがとう・・・・感謝の言葉、真心こめて
シ 失礼しました・・・素直な気持ちで、歯切れよく
ス すみません・・・・この一言が、あなたの宝

◇5W2H
Who(誰に)・When(いつ)・What(何を) 
Where(どこで)・Why(なぜ)・How(どのように) 
How much(いくらで)

◇元気・根気・やる気
げん気⇒ 明るく、笑顔で、大きな声を出して、挨拶
こん気⇒ 待つこと、信じること、続けること
やる気⇒ ほめる、よく気がついたね

◇元気な気持ちの良い「歩き方」
・足をあげて、前を向いてしっかり歩く(引きずって歩かない)
〔スピード感が出てきて、明るくなる〕
【足を引きずって歩くため、本社玄関のマットがずれて、みっともないです】
・「一秒二歩」のペースで、周囲に気配りをしながら、しっかり歩く。

◇否定語を使わない
・汚い手でさわるな〔どうしてよいかわからない。勝手な解釈ができる〕
⇒手をふいて、開けましょう(行動することを誘導できる)
・~だ。しかし〔肯定・接続語・自分中心で否定〕
~したい。だから〔開放的・前向き・建設的〕

◇創業者の言葉【モノを作るプロとしての「責任と誇り」】
『お金が落ちとるぞー』 ⇒「モノを大切にする」こと。
『気づき』の訓練(常に「気配り」と「神経」を使え)
『製品と測定具と道具をいっしょにするな』 
⇒測定具は、製品を作るための「要・命」、製品はお客様のもの、製品・測定具と道具は重要度が違う

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