2014年が始まりました。今年も、よろしくお願いします。
アベノミクス三本目の柱である「成長戦略」の中で、日本経済の活性化を図るため、中小企業の活躍に期待をする「日本再興戦略」が発表されました。
これは、平成22年6月に閣議決定された「中小企業憲章」中小企業は、経済を牽引する力であり、社会の主役である。大企業は1万社（1400万人）しかなく、中小企業は４２０万社（2800万人）と圧倒的に会社数・社員数ともに多く、しかも全国に満遍なくあるので、日本の地域経済をしっかりと支えていることに、政府や行政がやっと気づいたのです。そのためこの憲章の趣旨を反映して各都道府県・市町村において「中小企業振興基本条例」の制定が活発化して来ました。愛知県も名古屋市も昨年制定をしました。私も中小企業代表の一人として中部経済産業局、東海財務局、愛知県よりアドバイザリーや産業競争力協議会作業部会メンバーなどを依頼され、中小企業の声が施策に反映されるよう頑張っております。
行政においては、中小企業への期待が高まっています。それに答えるために我々は「世界を見据え、地域に生きる」をスローガンに、国内生産にこだわって世界の競争と戦っているわけです。会社の大きな行動指針としては「市場創造・人材育成」でです。その中で、社長から新年の挨拶で下記を発表しました。

■「プロ」とはお客様の期待に答える（良品をつくり続ける）・感動させる！

①常に「良品を生産」することを追求する
■技能員のプロとしての役割
・自分がつくっている製品を品質チェック標準通りにつくり、測定して・記録を残す
・自分が使う設備に愛着を持つこと「２Ｓ＋清掃」と「ＰＭ」
・自ら考え、自ら行動する現場力向上　ゼロゼロ活動による改善活動の推進
■検査員のプロとしての役割
・不良品を流さない（誰よりもはやく・正確に・良品か不良品か判断できる）
（エイベックスの品質を保証する最後の砦・外観検査要領書に基づいて不良を流さない）

②全員が、お客様に感動を与える人材になる
・誰にも負けない自分の強みを一つ持つ！
（例：誰よりも早く・正確に段取りできる）
・全員参加で世界一「２Ｓ＋清掃」と「あいさつ」のできる工場（こだわり）
・お客様からあたえられた納期に対して、３日前に回答・提出する！