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2013.10月 徹底的に「標準順守」にこだわろう!

昨今、JR北海道において、「決められたことを守る」ということが出来ず、大変大きな脱線事故が発生しました。
またその後「標準を守る」ことをしないどころか、「標準を知らない」ことからの問題も浮かび上がって来ました。

今回脱線した車両は貨物列車であったため、人的被害はありませんでした。しかしこれが特急列車であったら、死亡を含むとんでもない大変悲惨な事故になっていたでしょう。鉄道ファンとして大変残念な出来事である。
この事を「他山の石」として、日常の仕事を振り返ってみよう。

まず、仕事をしていくには、必ず「標準」があります。仕事の進め方です。
ムダのない(標準作業表)ように、故障をしない(機械保全)ように、昨日と同じ品質が保てるように機械の整備(日常保全・日常点検)の方法、また、同じ品質の製品が出来ているか初物チェック(品質チェック表)をしているか、同じ品質が維持されているか出来栄えは良いか(検査要領書)、何か変化はなかったか(生産管理版)等さまざまな「標準」のための帳票類があります。

毎朝、本日やるべき仕事に対しての「標準」の確認が必要です。
できなければ上司に報告をして、すぐに準備をしてもらい教えてもらいましょう。まずは、「標準を知らなかった」をなくしましょう!!会社の成果・発展は、一人ひとりが与えられた仕事に対して責任を持って行動をしていくことで決まります。一人でもベクトルが合わないとその分、パワーが落ちてしまいます。「標準を知る」ことから、仕事は始まります。徹底的に「知る」ことにこだわって下さい。むやむやにして仕事をしないで下さい【一事が万事】

次に、その標準に従って実施して見ましょう。
まずは、決められたことを確実に守って下さい。過去に大きな問題があったからこそ「標準」ができているのです。もし、守らなかったら責任が取れないぐらいの大きな問題がまた発生してしまいます。JR北海道はこれをおかしてしまったのです。その上でどうしてもやりにくいことはありませんか。この時自分がやりやすいように「標準」を守らずに、勝手に行動を変えないで下さい。どうしても出来ない場合は、上司に相談をして下さい。上司に当たる管理監督者は、なぜ守りにくいのかをしっかりと聞き込んで、品質部署と打ち合わせをしましょう。まずは、決められたことを確実に守って下さい。とにかく愚直に「標準」に従って行動をしましょう!!

毎日一つひとつの積み重ねです。
コツコツと愚直にこだわりを持って徹底的に、「標準を守る」「守っていなかったらお互いに指摘をし合う」そういった風土を作り上げましょう!!

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