AVEX
NEWS
2013.8月 ギターは弾かなきゃ、音が出ない

今年も「寺内タケシとブルージーンズ」の演奏会に出かけました。
そんなグループ知らないという人も多いと思います。なにせ40数年前に加山雄三の若大将シリーズの映画に出たことがあると言うバンドです。当時たくさんのエレキバンドがありましたが今では、このグループのみとなってしましました。
ギター一筋、5才から現在74才まで約70年間ギターを弾き続けていたのだからすごいの一言。しかも、やっと「ギターは弾かなきゃ、音が出ない」と言う事がやっと分かってきて、ギターを弾く入口に来たと言っています。しかも、やればやるほど入り口が遠くなっていく。ギターを弾く前にやることが次から次へと現れてくる。これが「匠の世界」なのでしょう!
小さい頃から、天才と言われていたが、本人にして見れば、「努力」の一言。ギターの鉄線を押さえるため、練習をすればするほど皮膚が破れ、中から肉が飛び出てくる。それでも弾き続けた。指にたこが出来てくる。天才なら生まれた時から「指」にたこができているものだ。そして今でも弾き続けている。

これが本物の、手に職をつけた「匠の世界」だと改めて感動しました。それに比べれば我々はどうだろう。
「高精度小物切削・研削加工を『極める』プロフェッショナル集団」
今日一日やろう、もう一日やろう、このコツコツと地道な積み重ねが周囲から認められ、期待され、自分自身存在価値に気づき、更に頑張っていこうとより高い目標を自分自身に課すことが、入り口が遠くなっていくという意味であろう。
穴を深く掘るためには、穴の中にある土をかき出すことが必要になってくる。そのことを繰り返していると、口元が広がってくる。やるべきことがどんどん見えてくるのです。【知識と知恵・技能と技術】

この状態に気づくと、「気づきの心-自ら考え、自ら行動」が芽生えてきて、本質的に自分自身の成長を感じることが出来、仕事が楽しくなってきます。
まずは、毎日「作業」をするのではなく、「仕事」をしているのだと自覚をして、誰にも負けないよう毎日コツコツと、力をつけて行きましょう!!

一覧に戻る

ページの先頭へ