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2013.7月 「モノづくり」を極めることで、「モノづくり」の本質が見えてる

経営指針発表会に参加の皆さん、大変ご苦労様でした。しっかりとベクトルを合わせた一日となりました。
経営ビジョンとして、「100年継続・売上100億円企業をめざして・・・極める」が発表されました。モノづくりのおもしろさは、一生続けることができます。それぐらい奥が深く永遠に研究(技能・技術)が続くものです。この永遠に続けることが「極める」ことなのです。
そして、「極める」ためには、本年度のスローガンである「楽しく・スピード・負けるもんか!」を具体的に実践して行きましょう!
「極める」ための行動は、やらされ感でなく自ら成長することを楽しみに挑戦し、時代のテンポに合わせて早いスピードで、他人に対しても自分自身の気持ちにも「負けるもんか」という固い決意を持つことから始まります。

会社の事業領域は、「高精度小物切削・研削加工を『極める』プロフェッショナル集団」です。切削・研削を極めるひとつとして、「刃先を研ぐ」ことが基本です。皆さん、刃具競技会の成績は如何でしたか?今回気づいたことは、一般的な見本としての最高の状態の刃物が示されていませんでした。(何故、一般的な見本と言ったのは、応用を利かせて製品の材質・形状に合わせた切粉の排出ができる刃具形状を製作できることが、刃物を「極める」ことになるからです)
どこを目指すのかが、分からなければ自分の研いだ刃先がどの程度良いものかが分かりません。負けるもんか!という気持ちがあれば、まず「めざす姿」を明確に描きましょう!「極めるための第一歩です。
この考え方は、何にでも通用します。日頃の仕事を振り返ってみて下さい。「めざす姿」と「現状の姿」を比較すると、ギャップ(問題・課題)が見えて来ます。まずこの日頃気がついていない潜在的な問題・課題を明確にして下さい。やるべき事がはっきりして来ます。

めざす姿の刃先と自分が研いだ刃先との違いを見れば、改善すべき事柄がわかって来ます。
分かったらどうするか? ここからが、「極める」行動に移るかどうかです。
「極める」ために、毎日少しずつコツコツと挑戦して行くのです。「極める」とは、毎日少しずつ実践して、成長度合いが分からないぐらいゆっくりと自分自身を成長させて行くのです。
近道をせず、遠回りをしてでも一歩づつ前進をしていくのです。「極める」ためには、根気がいります。
あきらめてはいけません。負けるもんかの精神!
刃先が研げたら、いよいよ応用に入りましょう。家庭にある包丁・はさみ・ナイフを研いで見ましょう。
切れ味が良くなりましたか? 
これが、「極める」第一歩です。モノづくりの本質が見えてくる「入口」にやっと来たのです。

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