早いもので、来月は半期の振り返りの月になります。確認をして下さい。
「経営指針書」は言葉の通り、「経営」の「指針」つまりエイベックスがどんな方向に向かい進んでいくかを記し示したものなのです。ここには、エイベックスとして不変的な大切にしていきたい理念や価値観や考え方を基に、エイベックスを取り巻く環境変化の影響を考慮した戦略実践の計画が明文化されたとても大切なものなのです。
エイベックスはリーマンショック以降において自動車業界にありながら急激な回復を遂げてきました。それはひとえに、この「経営指針書」にもとづく戦略を社員の皆様が実践してきたことと、忘れてならないのは、ただの偶然ではなく先輩方のエイベックスを取り巻く方々に必要とされるような戦略や、具体的な活動成果の積み重ねによるものです。今一度、”感謝の心”を思い抱くべきです。
企業は自分軸で物事を考えるとバランスは崩れ、いつしか世間から必要とされなくなり、結果として廃業もやむを得なくなるでしょう。当然ながら、エイベックスもその周辺の方々もそんなことは望んでいません。先輩方が積み重ねてきた、”顧客中心主義”での活動を引き継ぎ…、今の厳しい東日本大震災の影響による困難を克服していきます。
《我々は「100年継続企業」を目指し 、エイベックスを 取り巻く人々が喜びを感じられる存在としてなければなりません。》
その姿を実現する為には、その具体的なエイベックスの行動すべきことが、この「経営指針書」にはしっかり記されています。ですからエイベックスの社員はしっかり「経営指針書」に目を通して日々の業務に取り組むことを期待します。皆さん一人ひとりの活動や言動が「経営指針書」から外れてしまえばエイベックスはエイベックスで無くなってしまいます。
もう一度、「経営指針書」を読み返しましょう。
百年とか千年に一度の出来事がここ2・3年で発生してしましました。その中でもこうして乗り切れたのは、全社員の皆さんが一丸となって、一人一人が精一杯「持っている潜在能力」を発揮した何物でもありません。
・会社経営の目的 《会社=人生》「人づくり」