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2011.7月 『創業の精神から学ぶ』初代社長の名言集

リーマンショックの激変環境下の中で、まどわされないように「変化に対応すべき事と、変えてはいけない事」を整理・明確化し、社内で共有化しました。
その中で、変えてはいけない、守っていく事として、創業の精神に立ち返る作業や経営理念の重要性からの勉強会を全社的に行いました。
そして創業の精神に立ち返る作業として、AVEX60周年社史を作成しました。

【エイベックス60年の歩み~2050年、未来を拓く人たちへ~】
この事は、自社のDNA(創業の志)として改めて認識することができました。
「初代社長の名言集」の中から一部紹介をします。

◇『一時が万事』
ひとつの事から、他の全てが分かる。きちんと掃除もできないのに設備を正確に操作して良品を作る事はできない。どんな小さい事でも「1つ1つのことに責任を持って行う」事が大切だという言葉。今、電力事情が悪く日本国民全員で省エネに取り組んでいますが、この精神で取り組みましょう!

◇『停電でもどこに何があるかわかるようにしておけ』
当時は停電がよくあり、たびたび暗闇に襲われたが、それに習い暗闇でも道具がどこにあるか分かるぐらい「整理・整頓」を心がけていた。

◇『機械は飯の種』
「機械が我々のお金を生んでくれる」現在では勤務中に掃除をしているが、当時は初代社長の言葉をむねに、仕事が終わってから「感謝の気持ち」で、機械の掃除を自主的にしていた。

◇『石橋をたたいてまだ叩く』
初代社長は、非常に慎重派だったため、新規部品を取り扱う時には普段より更に慎重に部品を取り扱った。特に測定にはこだわり、1つ1つの部品を間違いなく測定する事により、細かいミスをなくしていた。また、不良部品を作らないような新規設備を立ち上げていた。

◇『お金が落ちとるぞー』
現場に落ちているどんな小さな部品も見落とさなかった。部品が落ちている事を社員に告げる事により、社員一人ひとりが「モノを大切にする」ことと「製品を作る職人としての誇り」を持って欲しかった。

◇『製品と測定具をいっしょにするな』
測定具は、製品を作るための「要・命」だと考えており、その測定具を放置する事は、命を放置する事であり、モノづくりをする職人として、許せなかったのである。また、お客様のお届けする製品の上の測定具を置く事は、あってはならない事であり、モノを作る職人としての「責任と誇り」をもって欲しかったのである。
このことにより、技能・技術が向上して、自分の人生に喜びと誇りが生まれて、やりがい・生きがいに通じ、将来「豊かな人生」を過ごすことができるのです。

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