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2011.6月 モノを大切にする心と気づき

東日本大震災による影響で、電力不足のための節電が叫ばれています。
この際、電力だけでなく一度自分自身の行動を見つめなおすよいチャンスと捉えてみませんか? 非常にささいなことでも、大きな費用がかかることがあります。以外と知らずに行動をしていませんか?

例えば、机を壁に当てていませんか?
5mmだけでも壁から控えてあれば、壁に傷がつきません。傷がついてしまうと、汚れていれば塗り直し。へこんでしまえば張りなおしとなり、多額の修理金額が発生してしまいます。
扉も静かに開閉していますか?
毎日のこと、乱暴に取り扱えば早く壊れてしまいます。
工場内ではどうですか?
「忙しいから、面倒くさいから」と、日常における掃除、点検をおろそかにしていませんか? 少しずつの積み重ねが結果、大変な故障につながり時間がかかる大修理をして生産がストップになったり、掃除をしていて異常に気づけばよかったのに、汚れていて気づけず放置をしてしまい、大事故につながることもあります。

今、起きている現象は、過去の原因による「結果」の姿です。今、行動していることは、将来の結果を出すための「原因」を作っているのです。
昔から言われている言葉に「因果応報」があります。今の「結果」には、必ずそうなった「原因」がある。「原因」による「結果」が生まれる。
故障したが「原因不明」ですとか、今回の不良の原因がつかめません。とかの会話が社内で時々聞こえてきますが、「因果応報」から言えば、もってのほかです。今もたらしている「結果」には、必ず「原因」があります。しつこく、こだわりを持って深く追求をして下さい。必ず答えが導かれます。

このことにより、技能・技術が向上して、自分の人生に喜びと誇りが生まれて、やりがい・生きがいに通じ、将来「豊かな人生」を過ごすことができるのです。

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