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2010.10月 『モノづくり』に、喜びと誇りを持とう

今月、愛知工業高等学校の創立110周年記念祝賀会に参加して来ました。
なんと日露戦争の前に工業高校が開校されていたという、日本国家としての『モノづくり』が当時から重要と捉えていたことを改めて知りました。
そして、久しぶりに校歌を聞いてこれまた改めて感激を致しました。

●湧き上がる 泉よりもなお   さはやかに 清新あふれ
 学園 愛工 この丘に厳たり  あヽ あヽ われら
 この門をくぐり この庭に学び 技術日本の精華を究めん
●野に匂ふ 花よりもなお    うるはしき 醇風かおり
 学園 愛工 その名は冠たり  あヽ あヽ われら
 若き希望の 翼ひろげて    工業日本を 四海に誇らん

【醇風:人情こまやかで素朴な風習】
『モノづくり』の重要性を、ひしひしと感じませんか!
実は、来年度から愛知県にある二つの工業高校(愛知と東山)を合併させるということで、神田愛知県知事がお見えになり挨拶をされました。
「日本は工業立国であり、その中でも愛知県は自動車・工作機械・航空宇宙産業等により、全国工業出荷額日本一である。そこで愛知県としては『モノづくり』を更に強化していきたい」とのことでしたが、残念ながら、工業高校に来る学生が少なくなってきているのも事実です。

『モノづくり』は、毎日同じように繰り返して仕事をしているようですが、現場は必ず変化をしています。この変化に「気づく」だけでも、すごいことです。そして、気づけば気づくほど、奥深く探求したくなります。
穴でも、深く深く掘っていくと土をかい出すために、口元が広がって来ます。この深さが「匠の世界(技能)・永遠の技術追求」であり、広さが「知識・研究」だと思います。

この『モノづくり』について、家族での話し合い・地域町内での話題づくり、学校での子供・学生に興味を持たせる授業を理系はもとより、文系でも行うなど、更なる技術立国として付加価値を高め、日本経済の活性化に寄与し、雇用に貢献していく。まさに我々から『モノづくり』の喜びと誇りを社会に発信して行きましょう。明るい日本の未来のために!!

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