【お知らせ】
社長からのメッセージは会長からのメッセージとして継続します。

先月の続きです。

三つ目ですが、私の人生を大きく方向転換の影響を与えたのが、高校三年生担任の先生です。
二つ目の時、親の意向で愛知工業高校機械科へ行った話しをしました。三年生の夏ごろです。大学に進学しないかと声を掛けられたのです。もう、ビックリです。頭真っ白です。何が起きたのだろう？そんな感じでした。すでに卒業したら社会に出ることに何ら違和感はありませんでしたから。

まず確認、お前は将来経営者の道を歩む覚悟はあるのか？　先生いわく、これからの時代（当時昭和40年）は、日本経済が飛躍的に成長をしていく。

幅の広い視野を持って経営をして行くことが、大変重要になる。自由の中で自分自身判断・行動をしていくことができる大学で見識を広めることが将来の経営者として役に立つと思う。というお話でした。

そうなんだ、そんな時代が来るのだ。そうは言っても問題は親父だ。どう説得をするのだ。不安そうに先生に言ったら、「お前に経営者になる覚悟が本気であるのなら、先生が必ず口説き落としてやる」とにやにやした顔で言われました。

三者面談が行われました。結果、親父の方が先生の迫力に負けていました。
こんな親父を見たのは、初めてでした。この瞬間、私の人生がまた、変わったのです。大学に行くことが出来たのです。

「覚悟を決める・本気でやる・こだわる」

これで人生が、変わることができる。ビックリしたビッグな体験でした。

余談ですが、大学へ行ってよかったことは、「ＱＣとＩＥ」に出会ったことです。社会に出てから会社でも生活においても、大いに役に立ちました。機会があれば、またお話をさせて頂きます。