2019年も早いもので１年が経ってしまいました。
皆さんにとって今年はどんな年でしたか？振り返ってみて下さい。
この一年の間、必ず成長しているはずです。学ぶ視点・働く視点・生きる（心身）視点の３点から記憶をたどってみて下さい。

会社は決算期ごとに振り返りを行います。
6月に始まり11月で半年が経ち、そこで半期の振り返りをします。
6月の経営指針発表会で進むべき方向性に基づき目標を会社全体・部門ごとに立てました。その結果を全員で確認する場所が「目標成果発表会」です。
会社はもちろんですが、従業員全員にとっても半期を振り返り後半の半年の進め方として、元々年初に立てた方針・目標を後半も進めていくのか、軌道修正をして新たな方針・目標を立て直すのか、みんなで確認をしてもう一度ベクトルを合わせ直すと言う重要な集まりになります。

■社長の話では、今年は
①自動車メーカーの品質問題
②米中の貿易摩擦・中国市場の減速
③業界の再編（経営統合）
④今までにない水害・火災等取り巻く環境の激震の年でした。
また長期的には、電動車が今後増えていくことによる生産品目や期待される生産技術力が激変することが予測されますが、進むべき方向の原点である経営理念
【私たちは、常に『良品を生産』することを追求し、社会にとって『役に立つ企業』として努力します】
に沿って活動を進めていきます。
そして、「2Ｓ＋清掃」と「挨拶」を基本に、「気づきの心〔自ら考え自ら行動・継続的な改善・全員参加〕・思いやりの心〔決めごとを守る・モノを大事にする・チームワーク〕・共育ちの心〔何でも言い合える・教え合い学ぶ・正直で素直〕をよりどころに、「人を大切にする経営」で、プロを育成する会社として、100年継続企業のもと一生働ける会社づくりを目指します。

■その後、本年度の色々な活動の成果を上げた皆さんに各種表彰を行いました。
次に本部長の話があり、下期にかけては内示が減少傾向にあり、売上が落ち込む可能性が高い。しかし前年対比では売上はプラスの予定をしているが、利益が計画よりも落ちているため、更なる生産性向上、不良低減、経費の削減等の利益を確保するための大幅な改善が必要なので、一人ひとりの意識と行動を訴えて、みんなの協力を要請しました。特に、社内加工高（限界利益）に対して刃具費が大幅に増えているので、重点的に刃具費の改善（刃具寿命・交換頻度・最大最小在庫管理等）に、注力を注いで欲しいとのことです。

■自働化推進ＰＪでは、方針として、〔ＳＳＣ（シンプル・スリム・コンパクト）＋からくり〕の思想をいれた内製機の製作をスピードを持って進める。
①自動機の内製化率を上げる【目標80%】　
②前年で活動した設備仕様の横展開・自前化の推進　
③自前化に向けた人材育成　

■技術ロードマップを引き続き推進していく。
取り巻く環境に取り残されないためには【技術ロードマップ】の達成が必須！！
会社方針として引き続き、取り組んでいく。「世界NO1の製品をつくる」ことを目標に掲げて活動を推進!!

■優秀事例の活動報告もありました。
・QCサークル活動 1件
・ゼロゼロ発表会優秀事例発表　2件
・2S実行部隊活動発表（多度）

■更には、新工場のコンセプトの発表があり、目指す姿が明確であり、未来に向かって発展していく前向きな話がありました。

■また地域連携活動についての話があり、桑名市に協賛した活動や桑名工業高校との連携活動、更には地域で企画されるイベントに協賛するなど、最近は地域に大いに貢献をしているエイベックスであると発表されました。

■最後に閉会の挨拶として、会長から本年度が創立70周年であり、ここまでこれたのもエイベックスを取り巻く関係の皆さまのおかげであり、感謝の念を述べました。
そこでもう一度会社の原点の話が出ました。会社のよりどころである経営理念【私たちは、常に『良品を生産』することを追求し、社会にとって『役に立つ企業』として努力します】、そして当日は五大精神の5番目の感謝報恩の精神の紹介がありましたが、ここでは全部書いておきます。

《社訓》五大精神　社員はこのようにあれ
・明るい人間関係の精神
人として、正しい礼節と謙譲の心があってこそ明るい人間関係と、うるおいある人生を創りうるものである
・責任ある行動の精神
我々使命の達成には、徹底的責任遂行こそ唯一の要請であり、真の繁栄向上も、この精神なくしては勝ち取ることはできない
・創意工夫の精神
創意工夫は人類に無限の可能性を約束するものであり、進歩してやまない社会に対して革新時代の企業として、繁栄を続けるためには創意工夫の努力こそ、不可欠の要因である
・協調性の精神
一致協力は、企業繁栄の基礎であって、個々にいかに優秀な人材がいても、この精神に欠けるならば、いわゆる烏合の衆となり、真の力を発揮することはできない
・感謝報恩の精神
感謝報恩の念は我々に、無限の喜びと活力を与え、この念深きところ、いかなる艱難をも克服し、真の幸福を招来する根源となるものである

■ロゴマーク・社名についても確認しました。
ロゴマークは、ＡＶＥＸの頭文字「Ａ」をデザインしたもので、ブルーは普通旋盤の刃物台・レッドは刃具のチップを表しており、古いものを大切にして、新しいものに挑戦する「高精度小物切削・研削加工を極めるプロフェッショナル集団」として活躍する私たちの業種（事業領域）をイメージしています。
社名は、ＳＨＡＶＥ（削る）・ＥＸＴRA（高級な・特別な）・ＥＸＡCT（正確な）の３つの言葉によって合成された造語です。切削と精密な研削加工をイメージしています。
Ａで始まり、Ｘで終わるこの社名には、未来への無限の可能性に挑戦する私たちの企業決意が込められています。