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2010.6月 【ご案内】今月から、「会長」になりました

【お知らせ】
社長からのメッセージは会長からのメッセージとして継続します。

社長として10年以上に渡り、この『成長の泉』を書いてきましたが、今月からは「会長」としての立場からの目線で思考できれば、と考えています。

37歳で先代から社長継承をしてはや26年、全力で走ってきました。
今から思えば振り返っている余裕もなく、ただひたすらに前進あるのみ、立ち止まったら終わりと常に脳裏に置いておりましたので、走ることしかありませんでした。
今までの人生を振り返って見ますと、本当に「運」の良い男だと思います。重大な局面・節目では、必ず私を導いて頂いたり、助けられたり、その時その時に関わったそれぞれの皆さんに、支えられて生きてきました。

私の人生にとってまず一番大きかったのは、小学校2年生の恩師でした。
大学で下宿をしていた時、毎月のように「書」の手紙を頂いておりました。
まさに、親代わりの言葉で、「親元を離れてまでも何故学業をしたかったのか、常に心がけて生活をせよ」卒業真近には、「人生の行路にあまた道しるべ、われ迷ひなく今日も旅せん」この言葉は私の座右の銘であり、この言葉があるかぎり私にとって人生の進むべき道に迷いがなく、これからも「豊かな人生」を歩み続けさせて頂けるものと、感謝しています。

二つ目には、「工業高校なら行かしてやるが、普通高校ならゆるさん」と私の将来を勝手に決めた、父親であり創業者社長です。

高校の機械科での学びは、実は今の技術戦略の基本です。『「加工屋」ではなく、「鍛冶屋」の世界を築く』は、創業者の「すべて自前でやれ!!」を進化させて、ただ加工をするだけでは、技能・技術が自社に蓄積されないことと、仕事に取り組む姿勢がやらされ観ばかりで、働きがい・やりがいに通じず、人材の育成にならず、「人を大切にする企業」として存在価値がなくなるということです。

紙面の関係で、三つ目の私の人生を支えた話は、来月号にします。

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