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2010.2月 「経営理念」を共有化し、ベクトルを合わせて実践しよう

日頃経営の勉強をしている「中小企業家同友会」会員が全国から約1800人、京都府知事・京都市長を始め近隣の市町村長をお招きして「中小企業問題全国研究集会」を今月、宝ヶ池の京都国際会議場にて開催されました。
その研修から受けた印象では、まだまだ激変している経済環境の中ですが、ここに来て「好転企業」と「悪化企業」に二極化してきたようです。その視点は、『理念の共有化に沿った社員共育』と『時代に合った戦略・方針の柔軟な転換・変更』であり、『情報力強化』と『付加価値の増大』に力点が置かれていました。

■弊社でも、特に『理念の共有化』では今までもこの「成長の泉」で、何回か経営理念の話しを取り上げて来ましたし、5月には、「経営指針発表会」も開催をして来ました。しかし「社員教育」の意味合いも兼ねまして、もう一度確認をして置きます。

・各部署の役割から『良品を生産』するということは、何をするべきか?
・日常の生産活動の中で、『経営理念』の実践とは、、何をするべきか? 改めて各部署ごとにミーティングの場を作って、考えて欲しいです。一つは年頭に言いました「標準化」へのこだわりです。
1.各部署で標準化されていないものはないか?(暗黙知での行動の排除)
2.標準化されたものを徹底的に遵守しているか?(こだわりと責任)

■『戦略・方針の柔軟な転換・変更』では、現在「2015ビジョン」を策定中です。今回の不況をチャンスと捉え、日本全国から会社の将来に役立つ情報を取得して来ました。これらを今、活かして会社の将来像を描こうとしています。これらは5月22日の「経営指針発表会」にて、発表・説明を致します。楽しみにして、是非全員参加をして下さい。

●「理念」がなぜ大事か?
・なぜ、働くのか?
・「自分自身の存在価値」はどこにあるのか?
人は、一生しかありません。皆平等です。 【生きる】
人は、すばらしい潜在能力があります。朝太陽が昇って目が覚め、日が沈んで寝る。一日何もしないでの繰り返しはできません。
一人ひとりが、「生きる目的」「向かっていく方向」「あるべき姿」を持つことで、喜怒哀楽のある人生を送ることができます。すなわち、充実した「豊かな人生」を送ることになります。 【人間らしく生きる】これが、「理念」を持つことの大切さなのです。人間として生まれて、幸せな毎日を暮らしましょう!!

●「経営理念」がなぜ大事か?
・会社はなぜ存在するのでしょうか?
・会社の価値はどこにあるのでしょうか?
会社では、たくさんの人が働いています。それぞれが勝手に行動をしたらどうなるのでしょうか、バラバラでは、烏合の衆になってしまいます。みんなで会社のめざす方向【良品を作り続ける】に向かって、日々実践・行動をして行きましょう。
これが社会から評価されて利益を生むことになり、会社は法人税、個人は所得税を会社を通じて納税することにより、なによりの社会貢献になるのです。社会から「会社の存在価値」を認知されることが、会社の発展に繋がっているのです。
特に、お客様(自部署より後工程すべて)に満足を与えることが一番の「企業の存在価値」を上げることになります。
良品を作り続けよう!!そのためには、決めたことを忠実に行動しましょう。

●人は生かされている 【暮らしを守る】
・【あなたの仕事は感謝されているか?】
あなたの仕事は、誰かに感謝されているでしょうか? されていないでしょうか? 今一度、振り返ってほしいと思います。
感謝されるということは、喜んでもらっている証拠です。
感謝されなければ、あなたの仕事に何かが足りない証拠です。
感謝されない仕事は、なかなかお金をもらえません。
お願いしたり、泣き落とししたり、脅かしたり、無理矢理押し込んだりして、お金をもらわなければなりません。 感謝されれば、気持ちよくお金をもらえます。商いは、お金をもらうほうも払うほうも、笑顔でいられる関係を作ることです。お互いに感謝される関係を作ると言ってもよいでしょう。
う~ん、感謝されてないかも。と言う方。では、あなたはどんな時、感謝の気持ちを持ちますか?
例えば、期待以上にやってくれたとき。
気がつかないことまでやってくれたとき。
思いもかけないところまでやってくれたとき。
手間暇を惜しまず、献身的にやってくれたとき。
そう、感謝されるには、手間をかけて、時間をかけて、相手が期待している以上のことをしなければならないのです。
え!!そこまで!
そんなところまでしてあげたとき、相手はあなたに感謝の気持ちを持ちます。そこまで「突き抜けて」仕事をしているでしょうか。
感謝される力は、突き抜けて実行する力、でもあるのです。

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