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2010.1月 2010年・新年の挨拶

新年、明けましておめでとうございます。
ご家族の皆様と共に、新年を迎えられ事と拝察致します。

昨年はアメリカの金融危機から発した世界同時不況の経済環境に飲み込まれてしまい、特に1月から3月は休業補償を受ける中での教育訓練を行うなど、5月決算では前期の創業以来最高の売上利益から土砂降りの大幅減収減益と激変してしまいました。
しかしながら本年はまだまだ完全とはいきませんが、昨年とは対照的に仕事があること自体、何よりの安心感・安定感があり、仕事に打ち込めることの喜びを感じています。

弊社では昨年創業60周年を迎えましたが、激変の経済環境であるがゆえに記念式典等はできませんでしたがせめて、『将来会社にとって記憶に残る記念の年』にしたいという思いから、ホームページ上ではありますが、「AVEX60周年社史~エイベックス60年の歩み~」を作成致しました。
一度是非見て頂きますよう、お願い申し上げます。

今回会社始まって以来の激減の経営状況でしたが、創業からの「変えてはいけないこと」や、時代に合わせて「変化をさせてきたこと」を実行してきた事が、結果的には経営の目的に沿った、「ぶれない経営」を行うことができました。これもひとえにお客様や取引先、諸先輩方からの長年にわたる教訓を生かすことができ、感謝に堪えません。 今回の激減環境下、単なるムダやロスの改善を中心とするのではなく、何か形を残した改善を実行しようということで、製造現場は基より技術、営業までが今までとは違ったやり方の仕事が生まれてきて大きな効果を上げることができました。まさにビッグチャンスの年でした。
今年はそれらを刈り取っていき、更なる企業体質を強化していこうじゃありませんか。

1.営業が頑張って受注してきた新製品の「生産準備」を、全部署それぞれの役割をもう一度再確認をして、情報の共有化を図り、協力し合い敏速に問題点の解決に当たろう。(PDCA)
2.『当たり前のことを当たり前に』、但し徹底的にこだわりを持って「しつこく」行動しよう。特に「標準」を意識して行動をしよう。(SDCA)
3.外部で学んできた人が先生役を務め、共に育ち合いをしよう。(共育)

プラス思考で、常にやりきるという気持ちで前進をしましょう!!健康で明るい年となるよう祈念して、新年の挨拶とします。
どうぞ今から、良い一年のスタートを切ってください。

◇一歩一歩着実に前進・行動して豊かな人生を送ろう◇
 行動指針 〔勤勉で、明るく、元気に、素直(明元素)〕
 成長指針 〔目標設定・スピード・プラス思考・良い習慣〕

=AVEX2010経営ビジョン=
【経営理念】
私たちは、常に『良品を生産』することを追求し、社会にとって『役に立つ企業』として努力します。
【考え方】
 ・「安全第一」 ・「品質至上」 ・「顧客中心」
 ・高精度小物切削・研削加工のプロフェッショナル集団
【2010・スローガン】
  製品と設備に「愛着と誇り」が持てる人材になろう

-品質戦略- 
「 『見える化』推進活動」を通じての、得意先流出不良0件と工程内不良の低減

・「加工品質+測定品質」の確保(日常業務の徹底=日常管理+改善)
・変化点管理の徹底(製品を正常な状態で加工する)
・新承認検査法定着による、品質管理体制の再構築
・「QC的なモノの見方・考え方」を業務に浸透(教育・訓練)
 (PDCAの原点回帰によるスパイラルアップ・QCストーリーにおける
PDCA 思考)

-生産戦略- 「世界中から仕事が集まる工場をめざす」
・~「2S+清掃」と「あいさつ」の徹底~
・垣根を越え(大きさを広げる)、感度を上げて(目の粗さを細かくする)の
「見える化・ムダとり」 -技術戦略- 「加工屋」ではなく、「鍛冶屋」の世界を構築

■『加工屋』とは、「機械屋」と「刃具屋」まかせで加工作業をするだけ
  あなたまかせ!!(社内に技術構築できない)

■『鍛冶屋』とは【自前】で、技術の構築をする
・刃具が製作でき、研げる【現場での「モノづくり」のこだわり】
 《切粉の状態・音・煙等、「感性」の育成》
・中古設備のオーバーホール・メーカーに依存しない故障修理ができる
 《技術継承-古参社員からのカンコツ伝承・ノウハウの標準化》
 《故障減少-現場での構造把握によるメンテナンス技術の確立》
 《設備投資抑制-コスト低減・価格競争力に寄与》
・設備をできるだけ「裸」で購入、工程・刃具・プログラム検討ができる
 《固有技術の応用拡大・安定した高精度切削・研削技術の構築》
 ノウハウの蓄積(究極の「モノづくり」のおもしろさ)
 技術の構築・ハイテクとローテク(重力の活用)での「知恵テク」
 《「知恵テク」⇒知識を『知恵』に変える応用技術の推進》

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