本年度の会社方針の一つとして、下記があります。

■顧客中心主義■　目標：得意先不良０・未納０
【指針】「基本の徹底」と「異常の吸い上げ」
【行動】決め事を守る。「生産管理版」と「品質チェックシート」の活用
経営会議にて、今月で半期を終えるため振り返りを行いました。売上は前期並みとはいかないでも今期に入り毎月増加をして来ました。その状況の中、現場では基本が徹底されず、目標が達成されない状況になってきました。

今一度、何のために仕事をしているのか、自分の役割は何だったのか？を考えて見て下さい。そこから生まれてくるものは、「基本に戻る」事です。
まずは、基本中の基本、「２Ｓ＋清掃」です。わが社では,３Ｓとは言いません。なぜか？ 「整理・整頓」には、意思が入ります。清掃は維持をすることなので、次元が違うという認識です。

「整理」とは、必要なもの、いらないものを分ける。いるものだけにする。なぜ、いらないものがあるのか。元々いらないものは購入しない。
【それらの標準はありますか？】

「整頓」とは、必要なものがすぐ誰でも取り出せるようになっているか？すなわち「見える化」です。また、常に必要な分だけがある状態にする。最大最小の在庫量、発注点を決める。
【それらの標準はありますか？】

「清掃」とは、常にきれいにして維持をしていく。そのための「あるべき姿」を決める。
【維持をしていくための標準はありますか？】

「２Ｓ＋清掃」が標準どうり行われているか、「日常管理」の項目に入れて、確認をして下さい。
「日常管理」とは、昨日の状態が維持されているか、標準どおりできなければ、改善をして、標準を見直して下さい。（承認者を明確にして下さい）