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2009.10月 技能向上は、「教えてもらいながら・見て覚える」のが一番

先日全員集まってもらい話をさせて頂きましたが、少し経営環境がよくなってきました。そこでこれから特に気をつけることは、「品質の確保」です。
お客様に「安心・信頼」のいく、多量の製品を一つも不良を作らない品質保証体制が出来上がっていることが、まさに「品質至上」であります。

不良が発生したことがくやしくて、くやしくて、なんでこんな不良製品が出来てしまうのか、「なぜ・なぜ」を繰り返し、真の原因を追求する姿こそが、本質にせまることです。(QCストーリーに基づき、PDCAを回す)

品質を常に意識をして、仕事をしてしましょう!!【企業理念です】

「品質確保の基本」を考えていたら、こんなことが浮かんできました。

昔の人は、教えることをせず、やっている姿を見せて、「盗んで覚えろ」主義でした。今は、マニュアルを用意して、「このようにしてやれ」と最適な方法を指示して、その通りにできることが良いとされています。

切削・研削のメーカーとしての原点は、刃物(砥石)で削ることです。実際に削ることは「技能力」、どのように削るのかは「技術力」だと考えます。

社内では「技能競技会」にて自己評価をしてもらっていますが、「技能力」は、自分で研げなければなりません。人間にはいろいろな感覚があります。第六感と言ってよいのかわかりませんが、知識や書面では表現できない実際に体験をして、身体で覚えていくことが「技能力」と考えます。

始めは教えてもらうのでしょが、次からは自分の努力で向上するしかありません。上手な人の動作にはムダがなく、しかも切れ味がばつぐんです。良く見て、やってみて自分で試してみる。そして、比較をしてみる。これの繰り返しです。これも、「モノづくり」のおもしろさであり、深さです。永遠の課題ですが、この「技能力」をベースに「技術力」を日々高めていくことが、品質の確保には、大変重要なことだと考えます。

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