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2008.10月 「激変する経済環境はチャンス、能力開発をしよう」

5月の「経営指針発表会」時点では、思いもよらなかった激変した経済環境になってしまいました。
米国発の金融危機がヨーロッパから、順調に成長を続けてきた中国を始めとした新興国まで波及してしまい、世界同時不況になりつつあります。
自動車業界も今まで毎年生産台数も伸びてきたところに、ここへ来て急ブレーキがかかったため、つんのめっている状態です。
そうした中こういう時こそ、全社員が一丸となってベクトルを合わせ、改善活動を通じて潜在能力を引き出そうではありませんか。
時間は戻りません。素早いスピードを持った改善活動を推進しましょう!!今がチャンスです。今まで多忙なため生産に追われ、ムダとわかっていても改善出来ず、積み残していたことがたくさんあります。
この時間がとれた時がチャンスです。しっかり知恵を使って改善を進めましょう。改善の考え方には二通りあります。

1.目に見える顕在的な問題(ロス・ムダ等、気づきによるもの)からの発見・解決
本来利益を得るべきものが得られなかったもので、気づいた時点で過去の問題であり、改善しても現在(本来得るべき利益)に戻っただけ。しかし改善しなかったら、ロス・ムダ等の垂れ流しになってしまい、必ず改善をしないと、会社の体力が落ちてしまう性格の問題。

2.目に見えない潜在的な問題(めざす姿を描き、現状とのギャップ)からの発見・解決
隠れていた問題だけに、会社にとって真の問題であり、これらの問題を解決していくことは、会社の体質が強化される身につく利益となる。

まさにこの行動が差別化するチャンスでもあり、存在価値を生み出す問題発見能力・問題解決能力の向上が、自分自身の成長につながります。そのためにも、些細なことでも改善の実績を積み上げて行きましょう。

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