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2008.3月 「報連相を通じてのコミュニケーション」による「とも育ち」

先月の「成長の泉」では、『昨日と違う今日を生きるために、「深化」をしよう』と投げかけました。では、どんな意識を持てばよいのでしょうか。
「深化」するための原理原則があります。それは、「自主的に行動する」ということです。人から強制されて行動をしたのでは「深化」はできません。
「自主的に行動する」という意識を持ったその上で、「報連相を通じてのコミュニケーション作り」をすることがとても大切です。相互にスピードを持ったコミュニケーションにより情報が早くもたらされ、豊かな判断力・決断力が形成されます。
これが、「共育」すなわち「とも育ち」の関係で、お互いの潜在能力の引き出し合いにより「深化」ができるようになります。そんな風土をお互いに作り上げようではありませんか。
具体的な例を一つ挙げておきます。各チームで検討して下さい。

●「生産管理板」を活用して、コミュニケーションを図る
「生産管理板」とはそもそも何のために(Why)あるのか、原点に戻って考えてみよう。(管理監督者は、項目はよいか、手が打てる内容の記入がされているか、見直して下さい。実際に記入する担当者の皆様は事実をその場、その時間にリアルタイムに書いて下さいね)

(1)計画した時間当たり出来高に対して実績はどうか、差異(計画外停止・異常処置ほか)があれば何があったのか。
(2)計画停止通りの処置(刃具交換など)状況がわかるか。
要するに、時間ごとに何が起こっているのか、そして後工程に不良品が流れていないことが確認でき、後からさかのぼって加工状況がわかることです。

このことが、「報連相を通じてのコミュニケーション」による「とも育ち」になります。

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