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2006.10月 生きる・暮らす・人間らしく生きる

今月は3回講演をする機会がありました。
社会人向けに「NCネットワーク」主催の「人材の活用・採用」と言うテーマで三社によるパネルディスカッションと「南山大学エクステンションカレッジ」主催の「中小企業の経営革新セミナー・中小企業の活力」と言うテーマで講演してきました。
また、「名古屋市立大学・経済学部」の授業として「中小企業活性化論」の講義をしてきました。

社会人であれ学生であれ、受講者の皆さんの反応・関心のキーワードは「人材育成」でした。誰でもが「やりがい・生きがいのある人生」を送りたいとの願いでした。

今、中小企業家同友会で学んでいる中で、「自主・民主・連帯」と言う同友会理念があります。まず、「民主」というのは「生きる」ということです。オギャーと生まれたら、みな平等であり対等であるということです。
まずは名前の尊厳性からも、お互いに名前を呼び合う時は呼び捨てにせず、~さん、~君と付けて呼び合いましょう。

次に「自主」とは、「人間らしく生きる」ことです。
人間としてただ単に生きているのでは、つまらない人生を送ることになります。生まれ持っている能力を引き出し、更に学習意欲を高め努力をしていくことにより、隠されている潜在能力を表面化させ、どんどん高めて行きましょう。すなわち自分の人生を振り返った時、(昨日でも一年前でも)成長している姿を実感できることが、「やりがい・生きがい」に通じます。最後に「連帯」ですが、お互いに助け、助け合いをしながら「暮らす」ことです。

今は季節ではありませんが、「竹」を浮かべて下さい。
我々はすくすくと伸びる竹の成長を待たずに、少し地上に出た時に掘り上げて柔らかいところを食べて、食の満足感を得て、生きているではありませんか。食べて当たり前と思わず、常に「感謝」の気持ちを持って味わいましょう。

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