7月9日、中京テレビ「中部のフロントランナー」という番組で弊社が放映されました。
久しぶりに過去の経営変遷の話題になりました。昔はミシン・８ミリ映写機・ブレーキ等の部品を作ってきましたが、今はなくなってしまいました。現在のバルブスプールもいずれ同じ運命をたどると覚悟をしておかなければなりません。

会社30年危機説があるのは、消費者志向が30年で変化してくるし技術進化により代替が出てくることからよく言われています。
まさに、うちの会社では経験してきたことです。そして、その都度、全社員の努力・協力の基に乗り切ってきて、ノウハウを蓄え力強い会社づくりが行われてきました。

【キーワード】今、やっている仕事が、永久にあることはありえない！！
現在の製品の存在価値がなくなる前に、変化させなくてはなりません。幸い世の中はどんどん技術開発がされ、製品は進化していきます。そして消費者の心に満足感を与えます。
我々も、毎日製品を作り続けるだけでなくその中で、常に技能・技術の向上を図り、それをベースに生産革新を日常的に活動することが、結果的に、技術を構築することになります。

【キーワード】製品をつくり続ける中で、技術を構築する！！
製品自体は、時代と共に消滅していく可能性が高いわけですが、過去乗り切ってきた源泉は、ベースとなる切削・研削加工の技能・技術を常に高めていたことです。おかげで製品こそ変遷しましたが、基本的な加工技術を応用することにより製品の転換ができました。

このようにしてきたことが、会社が継続・発展でき、一人ひとりの豊かな人生を構築することができました。