先月は「もったいない」と思えば、「ムリ・ムダ・ムラがなくなる」と書きましたが、その「もったいない」という気づきも自然に習慣づいて行動ができて始めて本物となります。要するに、何事もまず「あたりまえ」と思い、自然に行動ができるように習慣づけることが大切です。

●会社の発展という観点で言えば、
・「品質意識」を持つ。
　私は、常に良品を作り続けることに誇りを持って仕事に取り組んでいる。
・「原価意識」を持つ。
　私は、常に安く作るために改善をしながら仕事に取り組んでいる。
●働く心構えという観点で言えば、
　私は、毎日危機感を持って、いつも本気で仕事をする。そのために、
・お客様の立場でいつも仕事に取り組んでいる。
・自分の仕事が根っから好きだと思っている。
・職場を誇りに思い、自信を持っている。
●自分を取り巻く皆さんと気分よく又気持ちよく働く観点で言えば、
・自分から積極的に大きな声で相手の目を見て、「あいさつ」をする。
・決められた「時間・期限を意識」して、必ず守る。
・「報告・連絡・相談」をこまめに行う。

あとは、特別なことと思わず素直に、朝会社に出社したら毎日使用する机・電話・パソコン等身近なものを掃除する。又、毎日の仕事が終わったらきれいに掃除や後始末をして帰る等が自然に行えるよう習慣づける。

こういった毎日の目立たない行動の中に信頼関係が生まれ、お互いに認め合うことができるようになり、自分自身自体に存在価値が認知でき、満足感が得られます。そのことが、結局は人生のやりがい・生きがいに通じます。