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2006.2月 「見える化」の推進に、「もったいない」の気持ちを持とう

「ムリ・ムダ・ムラをなくそう」とよく言われます。一つひとつ何を意味していて、どう解決していったらよいのかを一度考えてみましょう。
これらを整理していく中で、「もったいない」という言葉を言ってみよう。
●「ムリ」が発生すると、過大なエネルギーを使います。これは「もったいない」ことです。
●「ムダ」が発生すると、字のごとく費用が出るだけで付加価値を生まないことなので
 「もったいない」ことです。
●「ムラ」が発生すると、経営資源(人・設備・お金等)が有効的に使われません。
これまた「もったいない」ことです。

日常の中で「ムリ・ムダ・ムラをなくそう」とよほど意識をしていれば「気づく」かもしれませんが、つい流されそうです。そこで自然に否が応でも「気づく」ためには、「見える化」が重要ではないでしょうか。

「ムリ・ムダ・ムラ」のない状態を明確にするとはどんな状況でしょうか。まずは、5Sを徹底することが大切です。4S(整理・整頓・清掃・清潔)を徹底的に行い、5S目の「しつけ」において標準化をして評価基準を明確にする。そして決めたことを『愚直に素直に実践』していく。
そうすることによって、何が問題なのかが浮かび上がってきます。このことが究極の「見える化」ではないでしょうか。

多度工場では具体的に、徹底的に床の油をなくし、「床のドライ化」を推進して床で寝転べる状態にすることをめざした活動を始めました。
油が床にこぼれていることは、「もったいない」ことです。常に時間をかけて掃除をしなくてはなりませんし、床がすべる状態では大変危険です。よい意味での競争心を持って、名古屋工場も取り組みましょう。

●先輩社員として模範を示しましょう
もうすぐ新入社員が入社してきます。初心を思い出しましょう。自分自身の行動が後輩の行動に直結します。先輩としての誇りを持ちましょう。

=プロ社員・5つの条件=
1.自ら目標を持ち、自ら管理することができる
2.後輩の手本となる行動をとることができる
3.給料の3倍以上の付加価値・社内加工高を稼ぐことができる。
4.すべての環境(景気・会社・製品等)を味方にできる
5.自分の会社・製品・仕事に誇りを持つことができる

=日本福祉大学からインターンシップ報告集がきました=
参考になる部分を「語録」として掲載します。

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