今、起きている現象・今、行っている行動、すなわち今、存在している現実・現物をしっかりと意識して眺め考え、現実の姿を素直に認識しましょう。
【現地・現物・現認＝三現主義】　

そうすると、「何か昨日と違う」「何か起きている」「なぜこうなっているのだろう」「これでいいのだろうか」と昨日気づかなかったことが、今日新たに目につくことでしょう。
【「５W１Hの問いかけ」です。これは、まず何をやっているのか（What）？それはなぜか（Why）？という視点から観察しての課題発見・気づき】

このようなことを毎日積み重ねていくことにより、今まで気がつかなかった変化に気づき、その対応をするだけではなく、変化を先取りした改革すべきことが脳裏に浮かび、改革する行動ににつながっていきます。この時、今までのやり方・行動を否定するのではなく、迷いなく即、今日今から変化をさせていくことが新たな創造を生むことになります。それらの行動が自分自身の働きがい・やりがいに通じ、自己成長が実感できます。

そんな観点で、今行っている仕事を眺めなおし、見直しませんか。見直す時の視点は、「日常の業務」の振り返りです。日常の業務には、「日常の管理」と「業務の改善」があります。そしてその中でも「日常の管理」が徹底できているかを確認することから始めましょう。言ってみれば『当たり前のことを当たり前にやる』ことですが、「毎日の気づきを習慣づける」ことは結構むつかしいことではないでしょうか。それを解きほぐす仕掛けを編み出すところが目の付け所です。
昨日できなかったことが今日はできる。これが創造による革新です。