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2005.10月 山・川、空・海、桜・紅葉、自然から仕事の基本を学ぼう

当たり前のことを当たり前にできている自然、当たり前のことを当たり前になかなかできない人間。

最近、山に登り、海で船に乗り、又、紅葉しかかったもみじを見るチャンスが立て続きにありました。自然を見ていて、山があれば川がある、空があれば海がある、春に桜が咲けば秋には紅葉が色づく。季節を感じてそれぞれの姿を現してくれます。何とすばらしいことでしょう。
自然における相互関係がしっかり結ばれているから季節を感じていることに気づきました。我々人間社会を見てみますと、相互関係が希薄で自分を中心に据え行動しているように思います。このことが邪魔をして、互助関係で助け合うという、あたり前のことを当たり前のようにできない原因のひとつになっているのではないでしょうか。

この自然の姿をよく観察をして、仕事での原理原則を見つけていきましょう。例えば、よくチャンスは後ろからスーと通り過ぎていくから常にアンテナを張る心構えが大切である、と言いますが、アンテナの張り方が悪いとチャンスを捕まえることは出来ません。鳥(顧客・技能・技術・管理等)を捕まえたいとします。鳥の前方に何らかの仕掛けをすれば捕まえるチャンスは大きくなります。しかし、鳥の後ろにどんな仕掛けをしても絶対捕まえることはできません。なぜなら、鳥は飛び立つ時、決して後ろへは飛ぶことがないからです。

この原理原則を仕事面で築き上げて下さい。また、人の後ろから追いかける人生でなく、前で待ち伏せするような人生を生きましょう。一を聞いたら三を、三を聞いたら五つする心構えです 。

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