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2005.6月 「チャンスを活かす」とは、潜在的な問題を顕在化させること

チャンスが前の方から現れてくるなら誰でも気づき、捕まえることは容易でしょう。しかし実際は、後ろから前の方にスーと静かに通り過ぎていきます。ですから誰にでも平等に訪れながら、なかなか気づかないのです。
世の中に「あの人は運の良い人だ。ついている人だ。」と言われる人がいます。生まれ持って運が良かったのでしょうか。決してそうではありません。この人は努力に努力を重ね、チャンスを活かして運を自分に引き寄せているのです。ではどのようにすればこのようになるのでしょうか。

《その1》 目的を明確にしている。
-何のために、どこをめざして、どのように行動するのか、目的を達成するために、自ら目標を立てていきます。(方向の明確化)-

《その2》 常にアンテナを張っている。
-目的を達成するために、常に意識をして、必要な情報を得ようとしています。アンテナが高ければ高いほどより豊かな情報が得られやすくなります-

《その3》これだ(チャンス)と思ったら、すぐ行動する。
-チャンスがアンテナに引っかかってきたら、逃がさないようにすぐ捕まえる。近くであれば手を伸ばせばキャッチできますが、チョットでも遅いと走って捕まえに行かなければならず、大変なエネルギーがいることになります。

■チャンスを活かし、運のいい人になりましょう。仕事が充実してきます。ピンチはチャンスとも言います。果敢に挑戦しましょう。!!

●「変化点管理」をしっかり理解し、品質を確保しましょう。
最後のページに、「日常の業務」を整理して書かれています。品質を確保していくために、大変重要なことです。各職場において、今やっている行動に対し、「維持品質」・「結果品質」がしっかりやられているか、一人ひとり見直して下さい。具体的には、「変化点管理」ができているかどうかです。各職場にて明確にして、標準化して下さい。毎朝スイッチを入れる前に何をすべきか、スイッチを入れて加工を開始したら、何を確認するのか、わかっていますか。5Sの基本からこだわって進めましょう。

●品質を確保するために、重要な進め方があります。
=P・D・C・Aの管理のサークル=
P=Plan 計画, D=Do 実施, C=Check 確認、 A=Action 改善行動
上記の四つで循環する、経営改善活動のサイクルを表しています。
このルーティンを習慣化することにより、会社全体の視点では、スパイラル的に経営環境が改善され、企業の永続的な発展につながっていきます。 また、各グループ・各チームにおいては、すでに毎日進行していますので、「C・A・P・D・C・A」と、Cから始めます。今行われている行動を「確認(チェック)」して下さい。そして課題を発見し、「改善行動(アクション)」を起こして下さい。そしてそれを反映させて、「計画(プラン)」を立て直して下さい。そして実行していく。更に確認をすることによりスパイラルアップさせていきます。このことにより、能力が上がり、レベルが上がっていきます。

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