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2005.1月 「気づき」と「感謝」でコミュニケーションを、し合おう

「新年の挨拶」で述べましたが、今年は多度工場への移管・第二段を5月の連休に行います。
また、その後、多度工場増築計画が浮かび上がってきまして年末には着工できるよう準備に入りました。昨今の経済情勢は非常にスピードが早く、情報を的確に得る中、即断即決でタイミングを失わずに手を打つことが大変重要になってきました。

今回のこの決断の「ねらい」は、以下の2点です。
・世界との競争に打ち勝つ企業体質の強化
・人としての成長を図る中での、国内に残せる高品質と新技術の確立
上記のように場所・設備等物的な対応準備はできてきました。もう一方、更に重要なのは、人的な対応です。常々言っている《会社=人生》自分でも気づかない潜在能力を発揮して、人生を豊かに過ごす。

このためには、まず【気づき】から始めましょう。
この「気づき」は、品質面・技術面の向上におおいに大切ですが、もっと重要なのは、人との関わり方です。相手の立場に立って「思考・会話・行動」していくことです。この部分は「気づき」の中に「心遣い」が含まれます。

次に、【感謝】です。感謝の気持ちを持つことは、相手に対して心を開いた対応ができますし、人に感謝をすればするほど、自分自身も心が落ち着き何事もゆとりを持って接することができ、気分が良くなります。
そうすれば、お互いの「コミュニケーション」が成り立ち、ほとんどの問題は解決をしますし、未然防止ができてきます。このコミュニケーションを大切にすることが、関わり合う人々により成長させてもらうことになり、「尊敬と信頼」をされ、充実した豊かな人生を送ることができます。

●「気づき」の実践は、相手の立場に立って「思考・会話・行動」していくことです。
【思考】仕事面で、こんな事が言えるのではないでしょうか。現場にはいろいろな設備・刃具・砥石が使用されています。例えば、今使っている刃具・砥石の種類・材質・記号の意味を知っていますか。また、何故この刃具・砥石が選択されているかわかっていますか。必ず誰かが判断をして今があります。その人がどんなことをポイントにして決定したのか、その人(相手)のプロセス思考を聞き出しましょう。「気づく」ためには、今ある状態に「疑問」を持つことです。
なぜ、この工程なのですか。なぜ、この切削条件なのですか。
「なぜ」「なぜ」「なぜ」とどれだけ関心を持って「現地・現物・現認」をしていますか。「こだわり」を持って取り組みましょう。一つ一つ疑問が解けていく事により知識が増え、技術レベルが向上していきます。そうすると更に知識を得たくなり、先ほどの例で行けば、会社で使用している刃具・砥石を知るだけでなくどんな種類のものがあるか、どんな条件で使用をすべきなのか等どんどん吸収できていき、本来のプロに近づくことになります。

【行動】当たり前のことですが、モノをもらったり、教えてもらい勉強させてもらったり、研修に行かせてもらったり、とにかく人から尽くしてもらった時には素直に「感謝の気持ち」でお礼を表現しましょう。それが「礼儀」です。

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