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2005.1月 「感謝報恩の念」で1年を振り返り、幸福感を味わおう

あけましておめでとうございます。
昨年は、多度工場が完成し、皆さんの努力のおかげで順調に立ち上がることができました。今年は、多度工場の稼動2年目として、アルミ・バルブの多量品を名古屋から多度に移動させます。このことは当社にとってバルブの専門メーカーとして将来に向かって飛躍するチャンスの年になります。それを確実なものとするための『勝ち進む経営』をしていくための最重要課題は、

1.世界との競争に打ち勝つ企業体質の強化
2.人としての成長を図る中での、国内に残せる高品質と新技術の確立
の2点です。具体的には、

(1)お客様の満足に向かって仕事をします。(顧客中心主義)
1.「企業体質を強化」するためには、まず付加価値(社内加工高・粗利益)を確保することです。
社内での生産体制(品質の確保・生産性の向上・原価低減・人材の育成)を確立して、生産能力を高めます。その結果、付加価値を高め利益を向上させ、経営能力(経営体質の強化)について顧客の信頼を得ます。
2.そして付加価値の確保は、製品とお客様のお金を交換した時に実現します。
なぜお客様から注文が来て、付加価値をつけて買って下さるのでしょうか。お客様が当社の価値を認めて下さるから我々の発展があります。それぞれの役割の中で、仕事を進める中で、何をすればお客様に喜んで頂けるかを常に考えましょう。企業は世間と戦っています。社内同士の問題ではありません。お客様から給料を頂いております。そのため常に改革を進めていきます。
会社の中で単に「生産をしたり、管理をする」だけでは付加価値は生まれません。お客様が要求する品質とコストそして決められた納期に納入して初めて価値が出ます。

(2)自己啓発・成長の推進を図ります。(会社=人生)
1.自分の「夢」「目標」を明確にして、それらを達成するために「やるべきこと」カタチにすることです。ここで気をつけたいことは、できるだけ長期で達成すべき内容であり、なかなか達成しない大きなことを描くことが大切です。これは、「夢」で描いた自分の姿以上には、なれないからです。
絶対「夢」を達成するのだ、という思いを強くして生活をしていくと、やる気がどんどんでてきて満ち溢れてくることを実感できてきます。

2.「自分は出来る」と暗示をかけます。仕事面で自信を持つためには、技能・技術を確立しなければいけません。だれしも現在の自分より一歩でも成長したいと願い、生活を改善し、仕事のやり方を改革しようとしています。人間は自分で認識しているより、多くの才能・能力を持っています。能力は掘り下げれば掘り下げるほど増大していきます。まずは、「目標設定」をし「習慣づける」ことから始めて、達成の喜びを味わいましょう。
「自分はできる」「必ずやる」
サクセスデー(経営指針発表会・報連相全社大会・目標成果発表会)を充実させ、活用しましょう。それには、あるべき姿に向かって挑戦することにより、問題発見能力と問題解決能力のアップを図ります。それが改革であり、各自の潜在能力の引き出しにつながり、やりがいに通じます。

3.人との出逢いをチャンスにして、自分自身を高めよう。良い人生を送るためには、人との良い巡り会いが重要です。自分ひとりの努力だけではなかなか成果を上げられません。すばらしい人と出会い、いい刺激を受けることで自分自身を高めることが出来ます。身近にもたくさん素晴らしい人がいます。自らチャンスを捕まえよう。プライド(自尊心)を捨て、素直にこの出会いに対応すれば、知らなかった、気づかなかった「やりたいこと」を教えてもらうことができます。

4.礼儀を正しく行動しよう。何よりも礼儀を重んじて、会う人すべてに心を開き、自分を受け入れてもらおう。相手の気持ちを汲んで、不快な思いをさせないように行動しよう。そうして信頼関係を築かなければ成長は止まり、何事もうまくいかないと人のせいにしてしまう、つまらない人生を送ることになります。
「礼儀はまず形から入り、心に通じます」

 (1)大きな声で挨拶しよう。元気を与え合います。
 (2)笑顔をつくろう。心が楽しくなります。
 (3)人に礼儀(お礼)を尽くそう。

特に、電話の応対に気をつけましょう。なぜかと言えば、お互いに相手が見えない状況で会話をしているからです。

 (1)会社名と自分の名前を名乗ろう。(掛ける時も、掛かってきた時も)
 (2)取り次ぐとき、電話を待たせない。また、たらいまわしをしない。
 (3)声のトーンは「ソ音」の高さで、「元気よく、はきはき」と声を出す。

5.常に感謝の気持ちを持って、生活しよう。礼儀と同様、感謝の気持ちを持つことはビジネス(働く)の基本です。というより、人として生きる基本です。
しかし、現実は常に心がけていないと「人の心」は放っておくと、すぐに否定的な感情に落ちいり易いものです。意識をして、感謝の気持ちをもって接すると、心を開いた対応をするようになります。人に感謝をすればするほど、心が落ち着き何事もゆとりを持って接することが出来、問題も解決しやすくなります。

(3)〔5S+報連相〕をベースに、〔QC+PM活動〕を推進します
原理原則に従って基本を忠実に、当たり前の事のように習慣づくまで徹底的に実践します。
 ・「QC的なものの見方」の実践
   P-D-C-Aの管理のサークルとQCストーリー(問題解決法)

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