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2020.4月 新入社員と共に、「連帯の精神」を育もう

昨年末にコロナウイルスが発生し、その影響で今年に入ってから急激に経済環境が悪化し内定を取り消す会社が発生してしまい、新入社員の皆さんも落ち着かなかったのではと思います。そんな中、数多くある企業の中から縁があって無事に入社をされました。まずもって、おめでとうございます。これから長い人生が始まります。豊かな人生を送っていくために、働く中から多くのことを学び成長を図っていって欲しいと、期待をします。

入社して初日の新入社員教育として社長から『「人を大切にする経営」でプロを育成する! 社員一人ひとりが「3つの心」と経営理念を共有し、全員で必要とされる企業を作り上げる』 ことを学びました。実行することで、会社の維持・発展ができて、皆さんの生活の安定・向上につながっていきます。

「3つの心」とは、
【気づきの心】自ら考え、自ら行動・継続的な改善・全員参加
【思いやりの心】モノを大事にする・チームワーク・決めごとを守る・多能工化
【友育ちの心】「正直」で「素直」・なんでも言い合える・教えあい学ぶ
〔成長の泉No243・2月号に詳細が書いてあります・新入生は総務経理部門にもらいに行き、説明・教育を受けて下さい。他の部署は、それぞれの役職者が技能員・検査員の皆さんに説明・教育をして上げて下さい〕

昨年入社した新入社員も一年が経ちました。今年の新入生にとって一番身近な存在です。昼ご飯時など話しかけて上げて欲しいです。入社5から10年ぐらいの中堅社員の皆さんは入社2から3年位の時に毎日繰り返しの仕事に何か自分でできてしまうと錯覚をしたことがあると思います。これは中堅の人に段取りをしてもらったから出来た仕事であり、一からはまだ独り立ちはできない頃です。そういった自分の経験を思い出して、アドバイスをして上げて下さい。中堅どころの皆さんは、次の匠の世界に入ってもっと深い専門性を追求していくスペシャリストに向かうか、視野の幅を広げて他部署の改善にもアドバイスが出来たり、会社全体を見回して課題を発見・解決のできる方向にいくゼネラリストになっていくのか、いずれにしても、上下関係、横連携が出来る人に育つことで、信頼関係が出来ていき、あてにする行動ができ周りからはあてにされる関係が構築出来ていきます。それを「連帯の精神」といいます。

自ら教育や指導をしていき、自分も更に高い視点での教育や指導を受けるという環境を自ら作っていくのも、連帯の精神での成長になります。「一生勉強」とは、こういった考えや行動です。

仕事にこれで良いなどの完成形はありません。常に向上心を持つと更なる新しい課題が見えてきます。何でも真剣に取り組んでみましょう。常に挑戦をし続けることが自分の成長でもあり、自分自身のやりがいにもつながっていきます。そこまで昇華をしていきましょう!これが、仕事を楽しく行っていく大事な視点です。誰もが成長を実感できます。

■【一生懸命やれば、きっと楽しく思える時が必ず来る!】
あなたは、いま、楽しく仕事をしていますか?
大変な状況になって、それどころではない。そう思う方が多いのではないでしょうか。
どんなに頑張っても、どんなに努力しても、結果はなるようにしかならない。
いい結果が出るか?悪い結果になるか?
実際はよくわからないもの。
神様仏様のみが知ることのように、様々経験してきて思います。
なるようにしかならないのであれば、一生懸命やったほうがいいと私は思います。なぜなら、一生懸命やっていると、いつの間にか楽しくなってくるのです。
これは仕事に限りません。
趣味の世界でも同じことが言えます。
一生懸命やらず、文句ばかり言っていると、ずっと楽しくありません。
楽しくないですから、ミスもしますし、ますます嫌になってきます。
いつも不機嫌で怒ってばかりいる、気難しい人になってしまいます。

訳がわからなくても、まずは一生懸命やってみる。
一生懸命やると、いろいろなことが見えてきて気づきも増え、自分なりの改善もできたりします。
周りから褒めてもらったり認めてもらったりします。
さらには「元気をありがとうございます!」などと言ってもらえたりします。
ビックリすることが、ドンドン起きてきます。
どんなに辛くても、大変でも、落ち込むことがあっても・・・・
とにかく一生懸命やる。
そうすれば、きっと楽しく思える時が来ます。
いままでやってきてよかった!と思える時が必ず来ます。
大事なことは、一生懸命やること。
いまだからこそ、求められるリーダーの行動様式だと私は思います。
【応援メールマガジン-今日の教訓-二条彪 著  第3198号 20.4.3】

■いちばん高いところから
人は 自分のモノサシで他人をはかるもの
あることを見て どのように考えるかは 自分そのものを見ていること
見る角度によっては まったく反対の見解にもなる
どこから見るかで 景色はまったく変わってしまう
自分の立場で観るのか 上司の立場で考えるのか
はたまたトップの視点で考えるのか
それによって まったく異なる考えに至ることになる
常に自分の立場だけから ものを観るのではなく
いちばん高いところから観ることを 習慣にすると
自分自身を大きくすることが できるかもしれない
【書名:考えてみる 著者:大久保寛司 出版社:文屋】

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